山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

猫の洗礼

代車は黒い2ドア、シビック
朝、コオニタンを幼稚園に送ろうとして気がついた。
「もう、ボンネットに猫の足跡がついている!」(--;
我が家の猫の洗礼を早々に受けた代車。

このシビック、2世代くらい前のモデル。
去年の一年点検の時の代車はホンダの「That's」だったが、あの時は「さ、窓を開けよう」と思って運転しながら窓枠を探るがどこにも窓の開閉スイッチが見当たらなくて焦った。
信号停止の時に「あわわわ」と運転席周囲を見渡したが、結局、窓の開閉スイッチがどれなのか全く判らなかったorz
それでそのまま半日乗って、ディーラーに代車を戻したので、実は未だに「That's」の窓の開閉が謎のままだ<本当に悲しいほど頭が弱い…

でも、このシビック、「窓の開閉は判る」ぞー<威張るな。
キーを差し込んでエンジンをかけると、すさまじい音でアラーム音が鳴る。
コオニタンも「なんでこんなにウルサイのー?」と大声でリアシートから聞いてくる。

馴れない車なのでソロソロと山道を下りる。
バス通りに下りてアクセルを踏み込むと物凄いエンジン音(--;
ラジオの音が聞こえなくなるくらい。
しかも車高が低いので体感スピードが速く感じられ、どれくらいアクセルを踏むべきがよくワカラナイ。

「ドロドロドロ」と耳を聾するエンジンのけたたましい音を立てながら運転していて、ふと、スピードメーターを見たら「30km/h」orz

後続車が居なくて本当にヨカッタ。

なんとかコオニタンを幼稚園に送り届け、家に戻っていたら、やっとこさこの車に馴れてきた。
コツは「エンジン音を気にせず踏み込む事」だな(^^;

午後になって、「今日は節分だし、恵方巻きでも作るか」とスーパーに買い出しに出た。
海苔と干し椎茸、ひじきを買って外の駐車場に戻り、「ハッ」と冷や汗が出る。

<B>「代車のナンバー覚えてないし!!」</B>

広大な駐車場のドコに停めたかはなんとなく判っているが、なんせこの代車、キーレスエントリーがついてないので、直接ドアにキーを差し込まなければならない。
同じ黒いシビックがあった場合、思いっきり間違えるという可能性が高いのだ!

「わー、しまった」と一瞬、足が止まったがよく見ると、なんと、駐車場に一台だけ、ボンネットに白々と猫の足跡プリントがペタペタついているミットモナイ車があった!
「あ、コレだー!!」
・・・・無事、代車にたどり着いたのだった。