山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

寒くて引きこもり

うー、風がスゴイー。散歩行きたくないーー<冬場の強風の中、歩くのはチト辛い。
と、言いつつ散歩にいざ出てみれば、やっぱり風は強くて空の半分は青空だが、もう半分は真っ黒な雲に覆われている。
「うーむ、午後は大雨かもしかしたら大雪?」と言いつつ、毛糸の帽子を目深にかぶり、マフラーで鼻まで被って更にウィンドブレイカーのフードを被って「とっても怪しい目出し帽スタイル」で歩く。

海から吹きつける北西の風がビュービューで、冷たくて痛い。
「うー、玄界灘の北風?」と言いながらボイスとガシガシ歩く。
ボイスはこの寒さで体調が絶好調らしく、尻尾をたかだかと振り上げて、足取り軽くニコニコ歩いている。
ボイスが楽しそうなので、「そうかそうか、ちょっと走るか?」と散歩コースを時々走ったりしながらウロウロ進んでいると、どんどん身体が温まってきて、フード脱いで、帽子脱いで、マフラー外して、ウィンドブレイカー脱いで(^^;
とまあ、一枚ずつストリップしながら歩いてゆく。

見渡す限り、寒々しい風景で、遠くに見える山も頂上付近は白く降雪しているし「コレ一面の冬景色」なのだが、よーく見れば、麦の新芽が伸びてきているし、梅園の横の道を通ったら、紅梅が2分咲きくらいに花開いていた。
香りはまだまだだったが(寒いせい?)、濃い桃色の花びらは綺麗に広がっていて、なんとなく春の訪れを感じる。

散歩から帰ってきたら、黒い雲がどんどん伸びてきて、すっかり空を覆った・・・と思ったら雷を伴った豪雨が降り始めた。
「わ、助かったー!」と言いつつ、お昼ご飯にはスコーンを焼いたりする。

あまりに雨足が凄くて思わず、「ボイスは大丈夫?」と犬小屋を見に行くと、
「え?何??ナンカ用???」と嬉しそうに尻尾振りつつ小屋から出てくる>ボイス。
「あ、いや、別に用じゃない。ちょっと心配だから、見に来ただけ」と言うと、
「あ、そ」とスグ小屋に戻る>ボイス(^^;

結局、みぞれ交じりの雨のせいで気温もどんどん下がり、一日中、暖炉をガンガンに焚いた。
暖炉の良いところは「ランニングコストがゼロ」って所だわ(^^;

年末からコッチの寒波のせいで暖炉用の薪のストックも随分と減った。
また薪を貰いに行かなくちゃ。
(そして薪割りも頑張る事)