山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

風邪引き

どうも一家揃って風邪らしい。
ゲホゲホ咳が出て、関節のスミズミまでが痛い。
ダンナは「指先に力が入らない」とか言い出すし、どーにもこーにも全身の節々が痛くなってきた。

しかも、今朝はことのほか冷え込んで、愛車フィフィもフロントガラスが凍結していたし。
朝起きて、最初にやった事は、お湯でフロントガラスを洗ったことだった。

熱はないのでインフルエンザではないようだが、身体がシンドイ。
ボイスの散歩も最短コースにしてひたすら安静に過ごす。

腰にはカイロ、顔には濡れマスク、首にはマフラーで完全風邪引きスタイル。
どうも、ダンナの風邪ひきのキッカケはチェインソーを使って寒い中、数時間薪を切り出していたせいらしく、ワシは門司港で冷たい風に当たったせいらしい。
「夫婦同時に風邪は辛いなあ」と思いつつ、家事。
そのうちゾクゾクしてきて家事も出来なくなってくる。

夕飯を早めに作って後かたづけをせちたろーに頼み、早々に就寝。
寝る前に「TVチャンピョン/モデラーズ王選手権」なんか見て、あまりにもあざとい作品が優勝したのに立腹しつつ寝る。
あ?。あんな志の低い作品が一般の人に受けるのかと思うと腹が立ってしゃーないわ。
浅田二郎がどうりでウケル世間である事である。

夜、暗がりの玄関をフト見たら、誰かが上がり框(かまち)に腰掛けていて、モノスゴクビックリする。
思わず悲鳴を上げるところであった。

そしたら、玄関の上がり框に腰掛けていたのは他ならぬボイスであった。
「ん?なあに?」と振り向くボイス。
「今夜は寒いから」と、せちたろーがボイスを玄関に入れていたのだった。

あまりに堂々とした背中の持ち主なので、てっきり人間が座っているのかと思った。
「茶色いちゃんちゃんこ着た爺さんが座っている」のかと思ったんだけど、ボイスで良かった。
って言うか、犬なのに、上がり框に腰掛けるなよ。
普通にオスワリしてください。