山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

たこ焼きとF-1切手

まだヤッテイル事務所改造。
着実に本を本棚に戻す作業を続行中。
しかし、ワシとダンナの減らず口の応酬も白熱している。

「アンタのGPXを捨てなさいよっ!F-1グランプリなんて17年前のものなんかこんなに溜めてたって誰も喜ばないっつーの!」
「オマエのこのHIHOをオレのスターログの上に載せるのをヤメロ!」
「ナニよ、スターログなんか読むところもないクセに高い値段のエラソーな雑誌!キル!!キル!!!」
「こんなミットモナイ雑誌をヒト目に付くところに置くなー!」
「ナニよアンタが買い集めたキネマ旬報だって、こんなケッタクソ悪い男根主義雑誌まとめて古紙回収に出してやるー!」
「オマエの牧歌メロンとか二階にもって上がれよ?」
「イヤよ、こんな子供の教育に悪い雑誌。子供の目に付くところに置いておけないわよー」
「そんな子供の教育に悪いような本をいつまでも持っているオマエが悪い!!」
「だって、大人って悪いモノもタマには見ないとイケナイ生き物なのよぉ??」

手も動くが口も良く動く夫婦である。
しかし、本は確実に本棚に収まり、事務所は着々と片づいてゆく。
せちたろーが事務所に入ってきて、
「わ!別の家みたいー。全然変わっちゃってるー」と喜ぶ。
コレで父ちゃんはバリバリ仕事してくれるからね、多分。

さて、一日中雪が降る日で、ボイスも肩に雪を積もらせながら降り続ける雪を見ている。
しかし、ウチは海に近いのでサスガに雪は積もらない。
一日中、薪ストーブに薪を入れて、ガンガン家の中を暖め続ける。

お昼ゴハンに「にゅうめん」(暖かい素麺)を作る。
もうおせちは食べ尽くしたし、餅も食べ飽きたので、夕飯は「たこ焼き」に決定。
たこ焼きは我が家では「父ちゃんの料理」である。
といっても、材料を全部用意するのはワシだが。

材料を準備して渡しておけば、ダンナが次々焼いてくれる。
お好み焼きの粉をユルユルに溶いて、沢山の刻んだ博多ネギと天かす、甘い味付けのたくあんをみじん切りにしたモノを混ぜ込んでおく。
あとはたこ焼き型を卓上コンロで暖めて、たまじゃくしでタネを注ぎ込み、ぶつ切りのタコを入れ、青のり、鰹節を振りかけて焼くだけ。
マヨネーズとお好み焼きソースでいただくと、ビールがイケルイケル♪

ダンナの事務所改装記念にモーリタニアの切手を額装してプレゼントする。
ニキ・ラウダとファンジオの図柄。