山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

シラミと戦う女達

夕べ、風呂で子供達をシラミ駆除剤入りシャンプーで洗髪した後、普通にシャンプーし、ドライヤーでガンガンに乾かしたら、殆どアタマジラミは壊滅した。
コレからは中二日おいて駆除剤シャンプーを続ければ、完全に駆除できるはずである。

どうやらアタマジラミは熱に弱いらしい(ネットで調べた)
本当はスチームクリーナーで、ベッド周りを徹底的に綺麗にしたいが、あいにく雨降り中。
今度、天気がイイ日にスチームクリーナーはかける事にして、とりあえず、本日は、家族中のベッドに布団乾燥機をかけてまわる。
「ダニ殺虫モード」で二時間。
乾燥機が終わったら、掃除機で布団を吸いマクリ。

せちたろーの枕カバーも洗濯後、アイロンがけ。
この努力の積み重ねがシラミ撲滅に繋がると信じて必至でヤル。

小雨の中、ボイスとミドルコース。
傘を差して歩いても、肩が雨に濡れない程度の雨降りなら、散歩に出る。
ボイスのトップコートが完全に水を弾ける状態程度の降り方ならって事だ。

山の中に4WDが停まっていた。ハンターらしい。
歩いていると銃声が立て続けに聞こえてくる。
日常生活でこれほど銃声を聞く専業主婦も、21世紀の今、ワシくらい(以下省略)
ボイスは何事もないかのように、冷静に歩く。

幼稚園に子鬼を迎えに行ったら、友人Kに偶然、会う。
「ちょっと聞いてよ!」と昨日からのアタマジラミ騒動を告白する。
すると、友人K、すました顔して、
「アンタ。それ、マダ良い方よ」と言う。
「え?ナンデ??」と聞くと、友人K、涼しい顔で、
「だって、ウチ、一家全員うつったモン、シラミ♪」だって(o_ _)o

やはり、数年前に幼稚園で大流行した年があり、その時、彼女の家族は全員アタマジラミがうつったらしい。
「え!?ソレでドウしたの?」と興味津々に聞く、ワシ。
「あ、ダンナはうつらなかったよ、アレだし(彼女のご主人は髪の毛が少ない)。もうね、アタマジラミはその存在に気がついた時点で、ニンゲンの勝ちよ」とおっしゃる。
「だって、居るってワカッタ時点で駆除の手だてをウツから、そうなりゃニンゲンの勝ちよ。シラミは全滅したも同然よ」だって、わはは。

因みに、彼女が「一番効いた」と証言する駆除方法は、「日本古来の竹のすき櫛で梳るやり方」だったそうだ。
「もうね、面白いようにバリバリとれるね!」だって、ぎゃははは。