山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

アタマジラミ騒動

午前中、納品に出かけているダンナから電話が入る。
「ミカボ、欲しがっていた雪だるまの照明が安売りしているよ、買ってきてあげようか?クリスマスプレゼントにするよ」だって。
ん、もう、この男はナンデこんなに優しいのかしら。

「この前、ジャス●に行ったときに、『クリスマス用雪だるま型ライトは、中の電球が切れやすいタメに返品に応じております』っつって、その照明が展示してあったの。あはは、だからイラナイや」と答えるワシ。
「そうか、不良品だから安いのか」とダンナ。
「買わなくていいから、早く帰ってきて」と電話を切る。
えへへ、買ってあげるという言葉だけで満足なワシ。

そうそう、朝、ダンナが出かけるのをボイスと見送ったのだが、その時に、この前撮影用に買った「ヒツジのカブリモノ」(元々はペット用変装用具)をボイスに被せてみた。
嫌がりもせず、大人しく、カブリモノを被るボイス。
「わはは、羊の皮を被ったオオカミ!」とダンナに大ウケ。
「なんだ、ボイス、全然嫌がらないジャン」これは発見であった。
そういやあ、去年、タオルでほっかむりさせた時も大人しくされるがママだったもんな。
されるがママの犬、ボイス。

お昼はダンナとふたりで鍋焼きウドン。
入れる鶏肉を、今日は目先を変えて、焼き網で焙ってから土鍋に入れてみた。
すると、美味しさ倍増!(当社比)
「おぉ、コレはイケル!」と2人でズルズル食べる。春菊と柚子の皮なんかも刻んで入れる。

幼稚園に子鬼を迎えに行ったら、担任から、「チョットいいですか?」と言われる。
「?」と思ってついていくと、
「実は今、幼稚園でアタマジラミが流行っています。もしかしたら子鬼チャンも感染している疑いがありますので皮膚科に行ってください」と言われる。ひえー。

急いで皮膚科へ。
ワシが行くと妙に嬉しそうにするドクター、今日も嬉々としてワシに症例写真を見せたりする。
子鬼の髪の毛に数粒、白いモノがツイテイタ。ソレをはさみで切り取り、顕微鏡に乗せ、macG4に繋いで拡大画像を見せてくださる。

「うぎゃあぁあぁ???!!!」思わず悲鳴を上げる。
きょっきょっきょわいっい!!まるでエイリアンの卵。半透明の殻の中に幼虫が眠っている。ウガー!

治療法の説明を受けて家に帰り、速効、娘達をふんづかまえて髪をカット。
あまりの虫虫大行進のおぞましさに全身に鳥肌が立つ。
殺虫剤入りシャンプーで洗いマクル。