山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

餅つき参加

戦いの朝が来た!
子鬼の今年最後の弁当を作り(この前夕飯に作ったロールキャベツのタネを取り分けて置いて、ハンバーグにして、焼いてジップロック後、冷凍保存してオイタモのをメインオカズにした)、幼稚園に送り届けたら、エプロン装着、バンダナを頭に巻いて、小学校へ餅つきにGO!

小学校の中庭に行くと、もう薪がガンガンに燃されて、蒸籠(セイロ)から盛大に蒸気が上がり、餅米が蒸かし上がっていた。
「なんか、ジイサンの姿が多いな」と思っていたら、餅つきの手伝いに来てくれた、公民館の料理教室に来ている「高齢男性の料理教室」の生徒さんたちなんだそうな。
子供たちに餅つきの指導に来てくださったらしい。

の、だ、が・・・(^^;

餅米が蒸(ふ)かし上がると、爺さんたち、嬉々としてペッタンペッタン餅つきを始める。
「餅つきハイ」とでも言うべき状態で、嬉しそうに盛大に餅をついてなさる。
「あ、あの?、子供たちにも餅をつかせたいので、子供たちの餅つきの分もちゃんと取って置いてくださいね」と背後でコソコソ言いつつ、呆れてしまう。
(「あんたらの娯楽のために餅つきヤッテイルんとちゃうデ」と半分睨みながら)

この餅米は小学校の近くの田圃を借りて、子供たちが植え、夏の間中合鴨さんたちがせっせと虫や草を食べて育ててくれて、先々月子供たちが刈り取ったモノである。
ジイサン達がガンガン餅をつきマクルので見る見る30升(つまり300合)の米が無くなっていく。
「いやーん!」と思わず悲鳴。
ナンデ、子供の行事なのにジイサン達が楽しんでいるんだよー!?

ようやく子供達が登場。
班別に餅つきと餅丸めを始める。
せちたろーも、へっぴり腰で杵を振り上げて餅をつく。
30升も餅をついたんだから沢山食べられるだろうと思いきや、親には殆ど餅は廻ってこなかった(o_ _)o
つきたての餅をほんの一口味見できただけ。オイチカッタけど。

朝から寒い海風が吹き付ける校庭で、延々立ち作業していたので身体が冷え切ってしまった。
でも、生まれて初めて、餅を蒸すところから餅つきまでの行程を経験できて良かった。42にして人生初はまだまだあるゾ。

餅つきは結構楽しかったので、ウチでもヤッテミタイという気になる。
餅つき器を買って、その後、ペッタンペッタン杵でつけば、夫婦二人でもなんとか出来るのではナイか?
年末にダンナと二人で杵を振り上げて、ピロティで餅つきというのも楽しそうだ。