山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ノーリード犬、再び

ダンナが忙しいので、ナカナカ日記の更新も出来ず、ダンナからは「ボイスの散歩に行ってよ」と言われる。
とびひで幼稚園を休んだ子鬼には、ビデオを見せて於いて、ボイスと散歩。

小雨の中、漁港まで歩く。
砂浜を往復して、帰路に就いた・・・と思ったら。
イキナリ背後から、ノーリード犬に襲われる(o_ _)o

この前、砂浜でボイスを襲ってきた黒い雑種犬。
どうも、この前、ご主人様に怒られたのはワシらのせいだと思いこんでいるらしく、明らかに始めから狙って、背後をイキナリ襲ってきた。

イキナリバックを「ガワワワワワ!」と襲われたので、ビックリして、思わず
「ナンダナンダナンダナンダー!?」と叫んでしまう。
ボイスもビックリしたらしく、飛び跳ねた。

黒い犬はボイスを噛もうと執拗に襲ってくる。
ボイスは跳躍で逃げ、ピョンピョンとワシの周りを飛び跳ねる(無言のママで)

ボイスは生まれて五歳になる、今日の今日まで、犬と喧嘩したことがない。
イノシシは仕留めたことがあるが、犬に敵意を持って接した経験がないので多分、喧嘩慣れしてない(ハズである)

「止めなさい!ヤメロ!!」と相手の犬に言うが、言うことをキカナイ(先日の時と様子が違う)
「おかしいな?」と思っていたら、後ろから漁師のジイサンが「すいまっせーん!」と言いつつ、追いかけてきた。
コイツ、飼い主が一緒だから気がデカクなっているらしい。バカ犬めが。

一瞬、ボイスを放して襲わせようかとも思ったが、こんな手入れのワルイしつけも出来てないような犬、どんな病気を持っているか知れたモノではないと思い直し、「変な病気を貰ったらタマラン」ととりあえず、ボイスに「マテ」をさせる。
雑種犬はボイスに襲いかかろうと隙を狙っているので、目を見つめて「フセ!マテ!!」と命令する。
ワシの大声にビックリして、雑種犬、伏せる。

そこに飼い主が駆けつけてきて、イキナリ雑種犬を蹴飛ばす(o_ _)o
雑種犬、悲鳴を上げる。
飼い主が駆けつけるまで一応、「フセ」で待っていることが出来たんだから、抱きしめて誉めろやジイサン!と思いつつ、冷たい目でジイサンが犬を押さえ込むのを待つ。

ジイサン、犬を押さえながら、「先に行ってください」と言う。
「アンタもタマにはリードつけれや」と心の中で毒づきながらその場所を去る。
躾されるチャンスも持たぬママ、蹴り上げられる犬もいる。