山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

映画への愛?

突然だが、実はウチのダンナはポルノ等AVの類を一切見ない人である(知っている人は知っている)
別にエッチが嫌いとかそーゆー事ではナイが、なんか、ポルノを見ると欲情する以前に、気持ちが「ゲンナリ」してしまうらしい。
気持ちが優しい男なので、女優さんが可哀想になったり気持ちが悪くなったりするらしいのだ。

だから、ワシはダンナに対しても「こーいう人も居るだろう」くらいの考えしかなかったが、世間の人の「ウチの夫はAV好きで困る」とか言う話を最近、良く聞くので「へー」と単純に驚いてしまう。

え?、書き方が難しいが、結局、人の嗜好はそれぞれで、「ポルノに興味がある人、ない人、色々」という事が言いたいの、念のため。
「ダンナはワシ以外の女性に目もくれないのです、おーっほっほっほ!」という自慢話では決して、ナイ。
そんな部分も垣間見える気がするかも知れないが、ソレは全く「気のせい」であるので以下省略。

で、本題。

その話をしていたら、「じゃあ、旦那さんはナニが好きなの?」と聞かれたので、正直に「ワシの恋敵はプラモとF-1」と答えた。
ホント、AV女優でもなくピロスエさまでもなく、「プラモとF-1」。

すると、その話し相手の人曰く、「じゃあ、旦那さんにとっての恋敵はきっと、映画ね」とおっしゃったのだ。
思わず、「全然違うよ!」と否定するワシ。
告白するが、ワシってホントは全然、映画ファンではナイのだ。

こらえ性がないので、ツマラン映画は3分と観ていられないし、趣味としての優先順位も、実は映画ってそんなに高くナイ。
「普通に映画好き程度」に映画が好き。

実際、「今すぐに辞めろ、明日からやっちゃダメ!」と自分の趣味に対して言われるとしたら、「日記を書くこと」「本を読むこと」「陶芸」「犬いじり」のほうがダメージが強い。
明日から生きていけないかも!?と思うくらい。

もしも万が一、ナンカのペナルティとして「コレから一生映画を見てはなんねえだ」と言われれば、素直に「はい、分かりました」と言える気がする。
ソレは「コレから一生、酒飲むな」や「コレから一生、野球見てはなんねえぞ」に比べると、「いささかツライ選択」ではあるが、「それくらいじゃ死なない気がする」ので、平気だ。

つまり、自分が好きな映画に対しては愛情があるが、嫌いな映画に対しては愛情のカケラもナイって事のようだ。
「映画全般が盲目的に好き!」ではナイのだ。