山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

暇な月曜日

イイ天気なので、フラフラとボイスと漁港まで散歩。
漁港の手前に「サーフサイド」という意味不明の名前の住宅地があるのだが、その中を抜けて近道をする。

と、この住宅地、この5?6年の間に出来たモノだが、各家庭犬を飼っていて、ボイちゃん連れで歩くと延々道々それぞれの犬に吠えかかられてウルサイ。
ワシとボイちゃんが歩いて移動するごとに、犬の吠え声がついてくる。
住宅地の中を犬の声を引き連れて移動しているようなモンだ。

と、垣根の隙間から小さいわんこがコッチを覗いているのが見えた。
両手のひらに載るくらいのちいさな赤ちゃんわんこ。
生後20?30日くらいか?
茶色いブチ模様で、ちゃんと首輪もつけていた。

猫じゃらしより細い短いシッポを振りながらボイスを見上げている。
「うわ!かわいぃ??ん♪」思わず声が通常モードより2オクターブほど上がってしまう。
ボイスもコイヌに興味津々で匂いを嗅ぐ。
(ボイスは小さい犬が大好き)

「いいなあ、生まれたばかりのコイヌ!」<ボイスは生まれたときからデカかったので、両手のひらに載るくらいの大きさだった事がなかった。そのため、「小さいコイヌ」に憧れがあるらしい。

漁港まで歩くとネコが5匹集まって「ネコの集会中」であった。
みんな毛並みも似ていて、フサフサ長毛の縞模様。
ボイス、ネコに「おはよう!」とシッポを振って挨拶するが逃げられる。

サザンカの咲く道をフラフラと帰宅。
電柱の上ではカササギが尾羽を上下に振ってナニかを主張中。

せちたろーのプールを辞めちゃったので、午後がヒマ。
今まで月曜日は午前中に家事を済ませ、昼に夕飯の下ごしらえもして、一日中バタバタと過ごしていたのに。
そんな生活を8年半も過ごしていたのに。
それらがすっぽりと無くなって、午後は「ポカン」と過ごす。

ダンナがせちたろーの赤ん坊時代のビデオをDVDに焼いている。
驚愕するのは「ウチってなんて物持ちのイイ家庭なんだ!!」という事。
11年前の家の中と、今の家の中の調度家具類が「ほとんど同じ」である。
しかも、ソレって11年前よりも更に前からあるものが殆どなので、我ながら呆れてしまう。

着ている服もあんまし変わらねえなあ・・・
変わったのは「老けた顔ダケ」か?(o_ _)o

ビデオの中のせちたろーは思いの外、子鬼に生き写しで、仕草、表情まで「とても別人とは思えないくらい」であった。
赤ん坊のせちたろーが幸せそうに笑う。