山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

せちたろーとおむかえ

洗面所のガラスの外が金色に輝いているので、「ナンダロウ?」と思って開けたら、裏山のモミジが紅葉していたのだった。
この紅葉の木は佐賀県の医王寺というお寺の駐車場の土手に勝手に自生してた、ヒョロヒョロのモミジの苗を拾ってきて裏山に移植したモノである。
今はスッカリ大きく育って見上げるほどの背丈になり、秋には見事な紅葉を見せてくれる。
タダの拾いモノにしては頑張っている。エライ。

午前中、子鬼の保育参観だと思っていたら、年少児はナイそうな。
「午前中は幼稚園の別荘で外遊びの予定です」だって。

急に時間が空いたので、テレビなんか見てみる(<ワシは元々あんまりテレビを見ない)
地元の情報番組で熊本にあるリベルテという名前の建材屋を紹介していた。
なんでも世界中の建材を一堂に集めた敷地1万平米の倉庫店舗だそうで、イタリアのタイル数百種、スペインのテラコッタ数十種、メキシコの絵付けタイル数百種、バリ島の焼き締めツボイッパイ、イギリスのアンティークレンガ、アンティーク枕木多数!世界中の床材、建材が揃う店とかで思わず「行ってみたい!」と思う。
いや、別にこれ以上家を建てようとか、そんな事は思ってないけど、一日遊べそうだ。楽しそう(<つき合わされる家族は迷惑かと・・・)

続いて衛星のイギリスの番組。「HOME fron HOME」全然環境が違う二組の家族が二週間家を交換して、それぞれのお宅に家族丸ごとホームステイする「家の交換番組」
この日の放送は、「カリブ海に浮かぶ孤島でレストランを経営する家族」(見晴らしが良い崖の上に立つ、プール付きリゾート住宅、メイド多数つき)と、「ロンドン郊外のわらぶき屋根の古い家に住む家族」(典型的なカントリーライフを楽しむための家、裏庭で鶏も飼っている)が家を交換。
お互いがとても楽しんで、それぞれの休暇をエンジョイし、ソレでも結局は「我が家が良いわね」という結論で平和なウチにしずしずとお互いの家に戻るという内容だった。

子鬼をお迎えに行っていたら、路上でせちたろーと遭遇。
そのまま拉致して一緒にお迎えに行く。
幼稚園では子鬼に姉が居る事を知らなかったクラスメイトや親御さんにセンセーションを起こす。
「えー、子鬼チャンが上のお子さんだとバカリ思ってました」ってアンタワシをいくつや思てますのん?

夜は「スリラー映画100」
せちたろーが一人で見て、悲鳴を上げている。