山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

カビバッグ

子鬼、土曜日の代休で本日お休み。
しかし、体調が悪いせちたろーは学校。
「大丈夫?」と起こすと、「ダルイ」とせちたろー。
ゴハンを作って、クスリを飲ませて送り出す。

子鬼も何となく風邪っぽいので、一日家でゴロゴロ。
ハリー・ポッターと秘密の部屋」を読む。
勿論、前作も面白かったが、この「秘密の部屋」も後半素晴らしかった。
思わず感動して号泣。ボロボロ泣きながら読了。
やはり、このJKローリング。タダモノではない。
この作品のコンセプトの骨子。常に愛を基本に据えた展開。
子供が子供時代に必要なのは、「自分は親から愛されている」と実感することであると再認識。
やはり、作者のローリング自身が母親であることが、この作品の長所&強み。
男性には書けないタイプの児童文学。

子鬼、やはり、チョット風邪気味らしく、午前中はコンコンと眠り続ける。
そのスキに二階の納戸に入り、今から6?7年前に買ったUPLAのショルダーバッグ(フランス製)を出してみる。
もったいなくて滅多に使わないバッグなのだが、久しぶりに取り出してみたら、「カビが生えていた」(爆)

モッタイナイモッタイナイで使わずに眠らせていたら、カビ!!
このワシの態度が一番「モッタイナイや」と思い至り、カビを拭いて、毎日使うことに決めた。
財布や免許証、カギやカメラなど、毎日使うモノを入れる。
黒い皮の四角いショルダー。
郵便屋さんが使うようなバッグで、トレンドとかと全然関係がないデザインのバッグ。
この無骨さが気に入って、以前、ビブレで「閉店セール」をしていたUPLAの専門店で半額で買ったモノ。
半額だったので、「まあチョット高いバッグ」ぐらいの値段だったが、それにしてもワシが持っているバッグにしては「高級品」、大事大事にとっておき「よそゆきバッグ」にしていた。
しかし、サスガに1年に1回も使ってないとカビが生えるモノだ。

先日買ったCOACHのショルダーもヨソユキにしちゃって、カビが生えるまで寝かせておくつもりなのか?ワシ??
そんな事にはしたくないし、なんたってスエードのショルダー。カジュアルなデザインなので、使い倒したい。
クタクタに破れるまで使う。ダンナのビジネスバッグみたいに。

しかし、「モノの値段」とは不思議なモノで、20万円もするようなバッグは買わない主義だが、椅子なら買う。
6万円のバッグは買うのに煩悶するが、メガネだったら割とアッサリ買う。