山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

いつの間にか

大降りの一日。
昨日から具合がイマイチなので家でグッタリしてみる。

しかし、本日返却予定のDVDもあるし・・・で、出かける。
子鬼に「買い物に行くよ」と言うと、赤いビニールのショルダーバッグを抱えて車に乗り込む。
コレは友人から貰ったお下がりの子供用バッグなのだが、子鬼の大のお気に入り。
赤いツルツルピカピカのバッグでキティちゃんのワンポイントマークがついている。
ソレを子鬼、持ち上げながら、
「コレはMIMIKOちゃんバッグよ、捨てても捨てても戻ってくるの♪」と楽しそうに(裏声でヒソヒソと)言う。

知っているヒトは知っているだろうが、コレは「仄暗い水の底から」というホラー映画のネタである。
子鬼はよほどこの映画の重要な小道具であるMIMIKOちゃんバッグが気に入ったらしく、この冗談を最近よく言う。
「赤いMIMIKOちゃんバッグ、ドコにでもついてくるの♪」と邪な笑みを浮かべて楽しそうに言う。
最近、子鬼のお気に入りのギャグである(こええよ!)

ホームセンターで花の苗を買って(冬前の庭の管理をチャントしておけば冬から春への庭の楽しさが全然違ってくる!)、子鬼とせちたろーのスカートを買い、薬局で風邪薬を補充して買い物して帰宅。

スーパーで貯まったポイントを「ハリー・ポッターと秘密の部屋」の前売り券に交換して貰う。
親はトモカク、子供達は観たそうなので。

家に帰ったらグッタリ。
なんか身体が異様に欲しがるので、昼ご飯にブタレバーを使ってレバニラ炒めなんか作ってみる。
スライスしたブタレバーに醤油、砂糖、塩、胡椒、酢、ごま油なんかを混ぜて浸し、中華鍋をアツアツにして手早く炒めた。
ニラも大量に入れて、ガァアッ!!とヤッチャウ。
出来上がりは至極満足のいくモノで、大変美味しかった。身体が暖まる。
やはり具合が悪いときは身体が欲しがるモノを食べると吉!である。

午後は『点子ちゃんとアントン』(1999年ドイツ)を観る。
大変良くできた映画で感心した。
最近のドイツ映画ってたいしたものはナイと思ってたので、ビックリ。大変高級な映画。

夜、風呂に入ってて、裏山を見て驚愕。
「紅葉している!」
いつの間にか、アメリハナミズキの葉が紅葉していた。
昨日までは紅葉していなかったのに・・・昨日今日と冷たい雨に打たれて一気に紅葉したらしい。

夏にクルマに乗せてあげた近所の爺さんが亡くなる。