山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

子鬼、潜る

今日はダンナが散歩当番なのに、「天神に打ち合わせに行ってくる」と出ていってしまう。
なんだよー、ブー。
掲示板の色替えをヤロウと思ってたのにサー。
幼稚園に送った後、ホームセンターに寄り道して家に戻り、日記更新後、ボイスの散歩。
ボイスが「ほら?イイコにしているでしょ?だから早く散歩に行こうよ」とワシの背中に熱い視線を送って寄こすので、ソレに負けた。
掲示板の色替え作業は中断。

リードを出すとボイス嬉しそうにスキップで寄ってくる。
さっきホームセンターで買ってきた「ペット用毛布」はまだ解体されてない。ヨシヨシ。
日向のベンチの上に広げられているので、フカフカ
「帰ってきたらこの上で和んでね」とボイスに言う。

散歩に出発。
家を出ると何となく楽しくなって、ボイスと笑いながら山道を駆け下りる。
山蔭にはツワブキの黄色い花。ミソハギ青い花が咲いている。
家に飾るために少しつみ取って帰る。

家に帰ったら、昨日の続きで庭いじり。
汗まみれ&泥まみれになってシャワーを浴びていたら、昼にダンナが帰ってきた。
お土産は三越の正福弁当(¥700)アリガトー!
ヨレヨレの身体に弁当が沁みるぜ。

テレビの拉致家族関連報道見て、
「まるで『ペット・セメタリー』だね」と思わず言う、ワシ。

「ペット・セメタリー」とはスティーブン・キングのホラー小説で、インディアンの遺跡あとにある、ペット用墓地に死体を埋めると、死んだはずのモノが生き返るって話なのだが。
亡くなった人をどんなに愛し、再生を願ってその儀式をやり遂げ、甦らせたとしても、その甦った本人は生前とは全然違ってしまっていて、まるっきりの別人になっている・・というアナオトロシヤ、クワバラクワバラ、ナムダイゴンゲンダイボサツ、ナムアミダブツな話である。
ソレをフト、思い出した。

テレビで「太鼓の達人」の家庭版、「タタコンセット」のCMをやっていた。
あまりにもワシが物欲しげな顔をしていたらしく、ダンナが
「お誕生日のプレゼント、コレにしようか?」と言ってくれる。
一日中叩いてたらゴメンナサイよ(--;

夕方は子鬼とプール。
子鬼、ゴーグルを装着して潜って泳ぐ。
手足をバシャバシャばたつかせて必死で泳ぐ。
子供の「昨日できなかったコトが今日は出来る!」って現場に居合わせられるのは、スゴク幸せ。
ワシは専業主婦でヨカッタ!とシミジミこーいう瞬間に思う。