山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

42歳の秋である

・・・寄る年波のセイでしょうか?
一晩寝ても体の疲れがとれません(--;

ヤクに頼るワシ。エスファイトを二錠。ココで寝込むわけには行かないのだ。
図書館には行かねばナラヌし、野暮用もあるし。
で、出かける。
と思ったら、佐川急便さんが家に来た。

「着払いのお届け物です?」
ワシが「自分のバースデイプレゼント」に買った、「きょうのわんこ」の写真集とDVDボックスセット。
当然だが、ボイスは載ってない(本&DVDのドチラにも)
「タマには無駄遣いもしたい」と買った贅沢品である。
DVDには以前、この日記にも書いた、東北のマタギのオジサンとその愛犬もチャント収録されている。
えへへ、見るのが楽しみ。

ダンナが「お誕生祝いにランチをご馳走しちゃるー」とフトッパラなトコロを見せるので、お言葉に甘える。
行き先は「レピシエ・ド・ヴァンテアン」
紅茶の専門店が母体の地中海料理のレストラン。
美味しいけど高いので年に一回くらいしかイケナイ店である。

「うふっ、久しぶりだわ♪」と言いつつ店に入ろうとしたら・・・「本日はパーティで貸し切り/一般のお客様の入場はお断りしております」!!ガゲ??ン☆
泣く泣くパス。

図書館では怪しい本を数冊借りる。
この怪しい本、実は三年くらい前から読みたかったのだが、常に貸し出し中で、全然読めなかったモノ。
三年ぶりに書架で邂逅。
と思ったら、装丁が変わっている。
最近出た版のモノに入れ替わっているし。
すんげえ人気だな、「ソドムの百二十日」

池内紀翻訳のゲーテの「ファウスト」も借りる。
秋だもん。ヨーロッパ近代思想のお勉強週間である。

天神に出る。
デパートのポイントが貯まっていて、早く使わないと期限切れで使えなくなるので、そのポイントを使いに行く。
しかし、コレといって欲しいモノもなく、結局は書籍売り場で、70年代映画の本と料理のレシピ本を購入。
ダンナが「なにかプレゼントを買っちゃろう」と言ってくれるが欲しいモノはナシ。
「アナタの愛が欲しいわ」などと言ってみる、42歳の秋だった。

ダンナが帰り道、チョット遠回りをして港を見せてくれる。
「船を見ながら、『ミカボ、スキだよ』ってチュ?して♪」なんてマダ言っている、ワシ。
42歳の秋である(<シツコイ)