山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

土方作業

朝から「金魚鉢探しの旅」に出る。
幼稚園に子鬼を送った後、早朝から開いているホームセンターへ。

色々見るが、陶器で出来た「睡蓮鉢」はお値段が高いし、底が浅い。
金魚を飼うには(ましてや昼間ガンガン直射日光が当たるような過酷な環境では)もっと底が深いモノの方が「あらまほしい」

「植木鉢カバーはドウダ?」と見るが、どうにも貧弱。
シッカリした作りのモノは「お値段が高い」(当然)

「いっそのことレンガで囲って、ビニールシートを貼り、手製の池を作るか?」と思うが、ビニールというのに一抹の不安がある。
顎に手を当てたまま、園芸用品売り場を徘徊。

色々悩んで、結果、「巨大植木鉢」を購入。
直径70cm深さ70cmくらいのポリエチレン製。
色は「素焼き色」(テラコッタ風)
底に水抜き用の穴が空いていて、栓もついている。
この栓を外側からつけるのではなく、内側からつければ水圧で抜けることもないし、結構使えるのではないか?と思った。

とりあえず、買ってみる(値段が安かったので、万が一失敗であっても後悔が少ない)
クルマの荷室に入らないので、後部シートを倒して入れる。

家に帰ってガーデニング作業開始。
いや、そんな洒落たモノではない。
「土方作業開始」である(正しくは)

火鉢の中身を空けて、金魚と水草をバケツに移す。
火鉢は洗って裏庭へ。
雨樋が詰まっていて(裏山の笹の葉がスグに詰まる)、雨が激しくなってくると雨水が溢れてくる場所があるので、その下に置く。

ピロティのコンクリートの熱が鉢に直接伝わらないように、鉢の下にレンガを並べて置く。
水を溜めて金魚と水草を入れる。

「ほお、なかなか立派な金魚鉢が出来たわ」(<自画自賛
ダンナに「見て見て」と言うと、
「それじゃクルちゃん達が水を飲めない」とダンナが言う。

今まで使っていた火鉢は縁が10cm程あったので、猫たちが「シタン!」と飛び乗り、水を飲むことが出来たのだった。
しかし、この「おニューの金魚鉢」は「元が植木鉢」なので、猫が立つスペースがない。
「あ、ホントだ」と言いつつ、薪置き場から大きな薪を運んできて「猫のお立ち台」を作る。
コレならココに立って縁に手を掛ければ、水面に口が届くわよ。

せちたろーが家に帰ってくるナリ、
「何コレー?すんごい豪華!!」と新しい金魚鉢に大喜び。