山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ワシに楯突く根性猫

今日も暑い。
空は曇天、湿気がムシムシ。なんか、生臭い匂いが漂ってきそうな天気(実際はそんなことナイが)

朝起きて、二階の台所で子鬼の弁当&家族の朝食作り。
作り終わって「さ、テーブルにつくか」と新聞片手に椅子を引いたら、クルが乗っていた。
コレではワシが座れないので、「ドイテよ」とイイながら座面を傾けるが、クルの野郎、座面が40度ほど傾いてもシッカリつかまって落ちるまい!と踏ん張っているし(--;
「ドイテってば!」とゆさゆさ椅子を揺らすと、クルはしがみついたままで「落ちるまい!」と爪を立てている上に、あまつさえ「ふん!」と体全体で体重を移動させ、その反動で椅子の傾きを押し戻そうとする。
ワシに楯突く根性猫である。

その後、いざ、子鬼を幼稚園に送ろうと愛車フィフィに向かうと、フィフィの屋根の上ではクルがお待ちかね(--;
エンジンをかけても「コイツ、どかない」でやんの・・・ぐわっ!
結局、ダッコしてクルマの屋根から下ろす。
本日のクルとワシの勝負=二敗ゼロ勝。猫に負けてクヤチイ。

ダンナとボイスが散歩から帰ってくると、ボイスの息が「シュシュポポ」の蒸気機関車になっている。
空は曇っているがこの湿気+蒸し暑さが応えているらしい。
事務所にクーラーをつけてボイスを入れる(リードを外して)

ボイス事務所内をウロウロ。
父ちゃんに甘え、母ちゃんに甘えしながら涼しい場所で和む。

昨日、幼稚園の帰りにペットショップに立ち寄り、「ボイスが涼めるクール・マットかナンカないかしら?」と探したのだが、店頭に某殿下ご愛用品のアルミ板があった。
「おぉ、コレはコレは!?」と見たら、「(お値段が)高かった」(^^;
「うむ、ボイちゃんには事務所の床で我慢して貰おう」という結論で諦めた次第。
かような理由で昨日からボイちゃんは「室内犬になった」。

ボイちゃん、半日、一緒に室内で過ごす。
もともと大人しい犬なので悪いことはナニもしない。
目の前でヒルメシ(ダンナに買ってきて貰ったほか弁)を食べても大丈夫。
次は母屋に入れるかぁ??

夜はシミジミ『大地のうた』(サタジット・レイ監督/1955年)を観る。
夫婦でシミジミしすぎて何度も意識を失いかける。
その度に互いを揺り起こし、「寝るなー!!」と叫ぶ夫婦。