山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

行水『殺陣師談平』『メメント』『セメント』

日曜日。ダンナの仕事が忙しいので、サッサとボイスの散歩を済ませて、娘達を連れて公園へ。
公園は炎天下(--;
日陰一つなくて照り返しギンギン。
思わず日傘をさすワシ。

あまりの暑さに30分くらいで公園を退散。
その後、せちたろーのサンダルを買いに靴屋へ。
モウせちたろー、大人サイズのMが丁度良い。身長もワシの肩を追い越したしね(ワシは168cm)
ユニク●で娘達の花柄タンクトップ、ダンナのチノパン、ワシのTシャツ(ネイビー)等を購入。
100円ショップで「無地の扇」を二本購入(後でせちたろーと絵を描いて遊ぶつもり)

家に帰って、バスタブに38℃のぬるま湯を溜める。
夏の間中、ワシラ一家は実はコレを、一日に何度となくヤル>行水。
子供達に水鉄砲を渡して、「コレで遊んで待っていなさい」と言い置いてワシは昼食作り。
コンロの熱(ウチは業務用ガスコンロなので、夏場暑い)で汗をかいたので、子供と入れ替わりにワシも行水。
ダンナも一仕事終えて行水。
行水後は風が心地よくてサッパリと過ごせる。
昼食のソーメンを食べた後は夕飯の「牛すじ肉のカレー」作りにとりかかる。

カレーを煮込みながらテレビ。
BSで『殺陣師談平』(瑞穂春海監督/1964年)を観るが、どーにもこーにも古くさい映画でゲンナリ
雷サマこと市川雷蔵の主演映画として本にも載っている映画だが、実は中村雁治郎主演であった。わっ!(←見終わってビックリした)
脚本は黒澤明だって。ぐわぁ。
溝口健二の映画なんて古い映画でも、未だに通用する感覚があるのに。この『殺陣師談平』の「使い古された感じ」は一体何だ!?
ソコが一流と二流の分かれ目か?

昨日、ワシ一人で『メメント』(クリストファー・ノーラン監督/2001年)を観たのだが、ソノ話をダンナにしていたら、何を思ったのかせちたろーが、
「あ、『セメント』って映画、昨日夜、お母さんが寝る前に一人で観てたよ」と言い出す。
せちたろーよ、ソレは『セメント』じゃなくて、『メメント』(--;

しかも、せちたろー更に話を続け、
「奥さんを殺された男の人が、犯人を追跡して穴の中に入っていくの。そしたら、穴の中で犯人がトンネルを掘っていて、気がついたら仲良くなって一緒にトンネルを掘り始めるっていう話じゃなかった?」

・・・・・ソリは『恩讐の彼方に』by菊池寛だ!せちたろーよ!!