山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

子鬼の芋苗植え・『ユリシーズの瞳』

今日も弁当作り。
甘い味付けの卵焼きを焼く。カラーピーマンと生揚げを短冊切りにして白だしで炒める。
イカリングフライを揚げて、枝豆とハニーコーン、巨峰とサクランボを弁当箱に詰める。
今日は野外で芋苗植えの作業なので水筒に冷たいルイボス茶をタップリ入れる。氷も多めに。
汗拭きタオルを持たせて幼稚園に送る。

帰宅後日記の更新をして、注文を受けた玄関皿の皿部分を作りに陶芸に出かける。
午前中に作陶するのは久しぶり。
せちたろーが幼稚園のころ、機械ろくろを上手になりたくて自主トレしていたものだが、その頃はよく午前中に一人で(誰もいない教室で)作陶していた。
つまり今日は、「五年ぶりの午前中作陶」
面白いように作業が進む。コレで人形部分と皿が出来た。
来週は半乾きの状態で人形を削り込んで修正し、皿部分も底を削って軽量化を計る。
更に人形を「どべ」(粘土を水で溶いたモノ・接着剤になる)で皿に固定する。
コレを完全に渇かして窯で素焼き。
その後、下絵の具で色を付け、釉薬を掛けてガス窯で焼成し出来上がりとなる。
思えば、ワシ、陶芸もう9年もやっているんだった。
もっと上手になりたいモノであるな。

午後は子鬼を迎えに行くと、子鬼の担任の先生に、
「子鬼チャン、今日は暑かったせいか食欲が無くて、珍しくお弁当を残したんですよ!」と言われる。
「へー、珍しい事があるモンですね」と答えるワシ。

帰り道、「しまむ○」に立ち寄って夏のパジャマを家族全員分買う(しめて6000円)
全員、チェックの生地+チャイナカラーでコーディネイトしてみた(特に深い意味はないガ)

家に帰って子鬼の弁当箱を開けてみる。
イカリングフライが残っていただけで、他のは全部食べていた。
「食欲がないと言ってもこの程度か」母は思わず苦笑。

夕方、子鬼が寝ているスキに、『ユリシーズの瞳』(アッバス・キアロスタミ監督・ハーヴェイ・カイテル主演1995年)を観る。
う?む、『永遠と一日』はあんなに感動して泣けたのに、コレ、全然泣けへんわー。
人類の苦悩を背負っているのはバルカン半島だけとチャウでぇ。と、言ってみる。
物語の普遍性を表現したかったのだろうが、ワシのココロには全然届かず。
☆=2(手厳しい?)

夜は神戸からお電話。
takaさん&あるりん(まい・はにー♪)と話す。
東京でのオフ会の成功を祈る。