山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ムカデ事件その後

さて、救急病院で治療を受けていると、夜が明けてきた。
霧も晴れて明けガラスが空を飛んでいる。
車に乗って帰宅。帰る道すがら、犬の散歩のヒトがチラホラいるのを見かけた。

「ヤデヤデ」と家に帰ってきたら、ボイスが「何処行ってたの??」とお出迎え。
せちたろーは全然起きた気配も無かった。

で、寝室に入ったら、「イタ!!」
壁に黒々と這いずるムカデ!夕べ寝る前に殺したムカデの相方らしい。
ダンナ、「あっ、コイツだ!コノヤロー!!」と二階の暖炉から火バサミを持ってきて慎重に捕獲。
その後、二階のガス台でムカデをジワジワと焼き殺す。
「コレで仇はとったぜ!安心して眠れるぜ」とダンナは溜飲を下げた模様。
子鬼、ワシ、ダンナ、ベッドに並んで一時間ほど仮眠。

さて、朝から子鬼の弁当作って小学校の歩哨当番(通学路の横断歩道で子供達を安全に渡す役目)を果たし、子鬼を幼稚園に送る。
送ってから気がついた、
「今週は幼稚園の畑に芋苗植えがあるから、弁当の日は明日に変わったんだった!!」
送った後で気がついてもモウ遅い。
明け方のバタバタでついつい忘れてしまっていた。
カレンダーにはちゃんと書いてオイタのに(--;

さて、子鬼は本日、昼食をドウするのであろうか?
弁当を残す?給食を残す?それとも両方食べる??

午後はダンナが幼稚園にお迎えに行ってくれるのでワシは陶芸に専念できる。
玄関皿の注文分をせっせと作る。
子鬼がイナイお陰で作業がはかどり、次々に出来てしまう。

さて、家に帰ってくると子鬼はお昼寝中。
「弁当はどうなったのだ?」と子鬼の通園バッグを見ると、「弁当はカラ」
夕方、昼寝から覚めた子鬼に「お給食残したの?」と聞くと、「お給食も全部食べたよ」だって。だはは。
元気で何より。快食快便快眠。

明日も朝から弁当づくりだ。
子鬼、ちゃんと芋苗植えをガンバレよ。埋めたばかりの苗を引き抜くなよ。
(子鬼の通う幼稚園は山の中に「別宅」(?)を持っていて、そこにはログハウスと畑や遺跡、森があり、ソコでお泊まりしたり外遊びしたり、芋掘りをしたりするのだ)

朝の四時から起きていたせいか、夜は10時に眠くなる。
とても長い一日であった。
旦那の鼻は「猿田彦(@「火の鳥」by手塚治虫)」になっていた。
「幼稚園にお迎えに行って、その鼻、ナンか言われなかった?」と聞くと、「先生から顔見知りからみんなに聞かれた」とダンナが言う。