山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

甚五郎ちゃん、タマヌキ手術

朝一番、まだ寝ているダンナとコドモをベッドに残して、一人朝食を食べたら、ベッドの中で熟睡中の甚五郎を捕獲してケージに押し込め、獣医へGO!!
甚五郎、ワケが分からず、「俺は朝飯も食ってないニャー!!」と叫んでいる。
無視してクルマをぶっ飛ばす。

獣医着。ドクター、コーヒー飲みながら新聞を読んでいる。
「おはようございます!連れて来ました!!」と渡すと、
「どうする、迎えに来る?」と聞かれたので、
「銀行で用事を済ませて戻ってきます」と答える。
「じゃあ、袋に詰めて」と洗濯ネットを渡される。この病院では猫は、洗濯ネット詰めの状態で注射を受けることになっているのだ。
嫌がる甚五郎をケージから引っ張り出し、洗濯ネットに押し込めてドクターに渡す。
「ヨロシクお願いします」と言い置いて、月末の銀行巡りへ。

銀行はソコソコの混み具合。しかし、今月支払いがイッパイあるー、ひー。
入金は右から左へサラサラと春の小川の如く、滞り無く流れて去っていった。
「さよおな?ら?♪」見送るワシ。

郵便局で簡易保険の支払いを済ませたら、病院へとって返す。
甚五郎ちゃん、ちょうど麻酔が効いてきて、シェーバーで「玉の毛剃り」をやられているところであった。
毛剃りが済んだ玉袋。黒々しててプルンプルン。
吸引機で刈った毛を吸い込んでゆく。

先生と世間話をしながら手術を最後まで見学(基本的に昔から飼い犬飼い猫の手術には立ち会うワシ)
チャッチャと切って取り出して、キュキュと結んで縫い閉じて、全ては完了。
料金は一週間の薬代込みで、13700円也(今、思うとボイちゃんが一番安く上がった)

ドクター夫人がやってきて、最近の捨て犬捨て猫事情の話を聞いたりする。
捨て猫を拾ってきては一方的に病院に押しつけて、そのまんま知らん顔の人がいる」とご立腹。
「今日日、中学生だって学校に行っている間だけ病院に預けて、夜は各自家に連れて帰って面倒見て、ポスターも作ってスーパーに張って貰ってチャント飼い主を捜してきてくれるのにさー」だって。
黙って拾って持ってきてそのまま押しつけて逃げて行っちゃう人は30代女性らしい。
「その人に恋人もイナイ理由がよく分かったよ!」だって。だはは。

麻酔が覚めるのを待って帰宅。
さすがに半日大人しかったが、夜はクルの喉笛に噛みついて暴れていた・・・・
術後の玉が腫れてパンパン。