山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

甚五郎ちゃんのお母さんへのササゲモノ

天気がイイぞー!
思わずババシャツ脱ぎ捨てて、Tシャツ一枚で家事をする。
家族全員の布団を干して、洗濯物干したら国会中継なんか見てみる。
・・・・全然ダメじゃん?コレって「みんな同じ穴のムジナだからお手柔らかに」ってコト?
精神衛生上良くないので、見るのは途中で止める。
後でワイドショーでハイライトだけ見たるわ、ボケ(って誰?)

陽気に誘われて庭仕事。
子鬼が咲く花咲く花、片っ端から摘んで回っている。
折角咲いても害虫並みの子鬼がいるから、「素敵なお庭」にはなりようもない>我が家。
今満開は、ブルーのアネモネ。浅いブルーの花ニラ。水仙各種。ユキヤナギ。四季咲き一重の濃いピンクのツルバラ。
チューリップの芽やヒヤシンスの芽も随分伸びた。
あとはムスカリが咲けば、春マッサカリ。

子鬼が「お母さんー、キノコ見つけたよー」と家に入ってくる。
「ん?」と見ると、まだ、育ちきってない椎茸が・・・・。
ウチは裏山に椎茸のホダ木を買ってきて置いてあるのだ。
少し前まで寒くて、「一時休眠」に入っていたのだが、ここ数日の暖かさで沢山のちいさな椎茸の芽(?)が出てきて、楽しみ&大切にとっておいたのに・・・
直系10cmくらいになってからつみ取って食べようと思っていたのに・・・・

とりあえず、子鬼には「コレはキノコの赤ちゃんだから、もっと大きくなってからとろうね」と言っておく。
すると子鬼、怒る。逆ギレ。
誰に似たのだー!?(=多分ダンナ)

洗面所にいたら、甚五郎がお風呂の窓から入ってきた。
「おかえりー」と言うと、妙にコソコソしている。様子がオカシイ。
「ん?」と見ると、その口に、小さな野ネズミがくわえられていて・・・・。
「あ、ありがとー。美味しそうね♪」と言いながら、ネズミの死体を裏山に投げる。

先代猫のブリちゃんも三月上旬は「お母さんに獲物を捧げる週間」にしていたっけ。
毎朝、台所の床に小さな野ネズミの死体が、「ちょんちょこりん♪」と置いてあったものだ。

「ブリちゃぁ????ん!!」(←急に懐かしくなって叫んでみた)

ブリちゃん、もうすぐ二周忌。
庭のブリの墓前においてある、ブリ愛用の食器に水を溜めておいたら、甚五郎が飲んでいた。

クルが可愛いのはモチロンだが、最近は甚五郎は甚五郎なりに可愛い。
最近はまるでウチで飼っている猫のようだ(いや、飼っているんだけど←元々野良なので、あまり家族にも馴れてないし)