山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

人形改造のルーツ

風邪はズイブン良くなり、体に活気が湧いてくる。
精神状態も良好。

ゴミ出しに行ったダンナが家に帰ってきて「カラスがゴミ袋を破っている」と言う。
珍しいことがあるものだ。
この辺は田舎なので、ゴミも有料回収だし、生ゴミは庭に置いたコンポストに入れる人が多いので、ゴミ袋に生ゴミが入っていると言うことがほとんどナイ。
だから、カラスもゴミ袋を襲わない。

買い物に出かけるとき、クルマでゴミステーションの横を通ったら、ホントにカラスが、ゴミ袋の入っているステンレス製のケージの横からくちばしを入れてゴミ袋を破り、中味をほじくり出している。
辺りには引っ張り出されたゴミが散乱。
生ゴミが入っていたのをすかさずにチェックしたらしい。
昼近くになってもゴミ収集車が来てないことも荒らされた原因の1つか?
町中に住んでいる頃は、福岡市はゴミ収集が深夜の3時くらいからだったので、カラスがゴミあさりをしているというのはほとんど見かけなかった。
ゴミあさりはリードを離れた脱走犬と野良猫、ドブネズミの仕業が相場だった。

宅急便の営業所に行って荷物を出し、郵便も出す。
買い物に行って本を買って帰宅。
午後からは陶芸。

教室は本日、先生がお休み。
よって、生徒さんも少なく作業しているのはワシとYさんふたりっきり。
「実は昨日まで別府と湯布院に旅行してたの」とYさん。
「娘が年末にダイエ●で懸賞に当たったので、二人で温泉旅行に行ってきた」らしい。あら、羨ましい。
「実はワシも日曜日湯布院に行ったんですよ」と話す。
「昨日は平日なのに人出が多かったよ」とYさん。
う?む。やはり、日曜日は天気が悪かったせいか?<観光客がほとんどいなかったのは。
でも、やはり久住や阿蘇は冬は「シーズンオフ」だよなあ。
湯布院だけか?シーズンオン、オフ関係ナイのは。

ダンナが突然、
「俺の人形改造のドコがヘンなのか、気がついた!」と言う。
「ナニ?」と聞くと、
「俺の作品は山笠(博多祇園山笠)の人形の飾り付け方に似ているんだ」と言う。

おぉ!ホントだ!!
弁慶と義経とか、歴史や歌舞伎の名場面を等身大の人形で再現し、ジオラマ風に仕立てた背景の上に貼り付けて、市中ひきまわしするアレ(飾り山)に確かに似ている!
「コレは地域性の問題か?」
毎年、何となく飾り山を見ているウチに、知らず知らず影響を受けていたという事か?
でも、「手のひらサイズの飾り山」ってヘン。