小雨が降る中ボイスと散歩。
自分勝手にシッコのひとつも出来ないのに、嬉しそうに歩くぞ>ボイス。
久しぶりに小学校を抜けて海岸へ。
引き潮で入り江が美しい。浅いブルーに海が光っている。
飼育小屋には烏骨鶏とチャボ。鶏を見て、ボイス、目の色が変わる。
せちたろーはウサギと鶏の世話がしたくて飼育係に立候補したのに、何の因果か「運営委員」になってしまった。
(三学期になったら投票結果が出て、せちたろーは「書記」になったのだ>立候補したのは「副会長」だったガ)
そもそも「別になりたくもなかった運営委員」に立候補させられた(ホントは推薦だったのに)挙げ句、なりたかった飼育係にはなれず。本人、不平不満でブーブーだ。
せちたろーも辛いなあ・・・
ぐるり漁港を回って帰路に就く。
家までアト少しという地点で雨が激しく降ってくる。
家に帰ったら甚五郎のケージの毛布を洗って(シッコ付き)、半乾きの洗濯物を乾燥機にかけて、子鬼を連れて外出。
ブルータ●の最新号を求めて半島中の本屋を彷徨う。
1/15発売号が1/14に入荷したらしく、1/15当日には「ドコモ売り切れ」であったのだ。
アチコチウロウロ探し回って、結局、半島の付け根の町(プールの近所)でゲット。
実に7軒目の本屋にして、ようやくお目当ての本と邂逅できたのだった。
子鬼は移動中のクルマの中で、道の様子から気が付いたらしく、「プールなの?プールに行くの??」とやたらワシに聞いていた。ゴメン、今日はプールではないのだよ。明日行こうね。
午後は「棚から一掴みビデオ劇場」
本日のお題は、「曽根崎心中」(1978年増村保造監督・宇崎竜童主演)
大学生の時に途中まで観たことがあったが、全部通して観たのは初めて。
画面の美しさと、強烈なキャラの登場人物にヤラレル。
最初はその「アッツイ演技」が気になって、「コレは近松版『スチュワーデス物語』なのか?」と思って戸惑ってしまうが(監督の増村保造は伝説のテレビ番組=「スチュワーデス物語」の監督もしてた)、馴れてしまえばその演技こそ、日常的にテレビで見る演技とは一線を画し、「お芝居」の極北へと我々を導くパスポートなのだと気づかされる(ホントか!?)
知っている話なのに、結局最後は感動して号泣。
コンナにも「自立した自分」を持った日本人を描いてみせる監督は他にはイナイ。
その心情の一言一句までもを正確にハッキリと言葉にするのは、やはりスゴイ。