山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

Jさんの話・お通夜

パン屋さんに散歩ついでにパンを受け取りに行く。
生暖かい雨が一晩中降って、今朝もなんだか「ヌルイ天気」
歩いているとあっと言う間に汗をかく。思わず、ウィンド・ブレイカーを脱いで、腰に巻いて散歩続行。

午前中、買い物に出たらスーパーの駐車場にブルーメタリックのフィッ●が停まっていた。
「Jさんかしら?」とナンバーを見ると、「そんな感じ」
店内で買い物をしていたら野菜売り場の先で「美人妻Jさん」を発見。
「おーい!Jさんー」思わず、店内で大声で呼ばわるワシ(嬉しくて)

年末年始のお互いの様子を報告。
そしたらナント!Jさん親子の「悲惨な大晦日の話」を聞く。以下、その話。

Jさんと次男。初めて二人きりで年末年始を迎えることになり(ダンナと長男はタイにダイビング)、次男(小五)が「ハウステンボ●のカウントダウンに行きたい」と言うので、次男の友人を連れて、三人でカウントダウン参加バスツアーに応募した。
晦日。滞り無く、バスに乗った三人。お昼時だったので、バスの中で弁当がわりのコンビニおにぎりを食べた。

・・・ら、ソレが「大当たり!」
食中毒で三人とも(バスの車内で)ダウン。
ハウステンボ●に到着したモノの、救護室に横になったままで、大黒マ●のコンサートはおろか、花火も見ることが出来ず(かと言って、バスツアーなので勝手に帰る事も出来ない)、深夜二時、帰路へつく。
帰り道、このバスツアーは祐徳稲荷で初詣予定だったがそれもパス(車内に残っていた)、元旦早々、親子二人で寝込んでいたらしい・・・

更に、新しい家族のスコティッシュホールドの子猫が「トイレを覚えない系」(甚五郎と同じ)で、「ソファの影でやっちゃう」らしい。
ん?まだまだ、人生山あり谷あり。
「クルマはその後トラブル無いの?」と聞いたら、「ABSが壊れて交換した」ですと。
う?む。この食中毒で悪運を出し切ったのならイイね。

本日の「家庭内ビデオ棚から一掴み上映会」は『妻は告白する』(1961年・増村保造監督・若尾文子主演)
う??む。エロい。エロいぞ、この下品な若尾文子の立ち振る舞い。
「お里が知れる」っつーか、困る。フェロモンってコレのことだ、キット。

実は本日、ダンナの叔父さんのお通夜。
遠い我が家から冥福を祈る。
しみじみと「俺は幸せ者である」と語る。
「ミカボに会ってなかったら俺は生きてはイナカッタ」と言う。
そうだ!君はラッキーだったのだ。