山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

日本映画界の謎と神秘・庭仕事

スイマセン、ワシ実は先日、図書館から「オーロラの下で」(戸川幸夫)借りてきました。
今、寝る前にチビチビ読んでます。
舞台は違えど(本はアラスカ、映画はシベリアが舞台)、話の内容は「今のところ同じ」です。
結構、面白いように感じます。・・・・アレ?
何で、映画はあんなに意味不明な話になっていたのでしょう?本で読むには(今のところ)話は(マダ)破綻していませんよ?
・・・ひょっとして、「監督の腕が悪い」のが原因か!?

「監督の腕が悪い」と言えば・・・昨日観た「どら平太」もイタカッタ・・・脇腹にえぐり込みました。
とても「股旅」を撮ったのと「同じ監督」とは思えません。
イケマセン、アレはイケマセン・・・。
アレを劇場で観た人は怒らなかったのかなあ?劇場を焼き討ちにしたとか聞かないしなぁ・・・
ワシは「怒ってもヨシ!」と感じた映画だった。
昔は市川昆って、「男の色気」みたいなものをすくい取るのが上手いような気がしてた。
のにーのにのにー。

でも、岡本喜八も「イースト・ミーツ・ウェスト」でダメダメだったから(いや、モチロン「どら平太」よりはマシ)やはり、「どんな天才にも旬はある」&「旬の時期はいつかは終わる」って事なんだろうなあ。
観た後で、シミジミと寂しくなる映画。

もひとつ、映画ネタ。
「千年の恋」の監督ってコレが「初監督作品」だそうな・・・・

もう、初監督作品で「底抜け大作映画」を作るのは「FF」で懲りたと思っていたけど、懲りてなかったんだ>日本映画界
だって、映画的な文脈も知らない&実務経験がないのに、イキナリ巨費を投じた大作映画を作らせるのって・・・ビジネスとしてヘンではナイか?
イヤ、モチロン、映画会社の横やりやらご指導&ご鞭撻の末に完成するんだろうけどサ。

え?ワシが専業主婦で世間知らずだから、「ビジネスとして不自然」だってそう思うダケ?
この不景気な時代に金の使い道に困っているのだろうか?バブルの頃ならトモカクさぁ・・・って感じるんだけど。
どうも、素人には理解に苦しむ事が多い>日本映画界

午前中は天気が良くて暖かだったので、庭仕事。
枯れた枝を払い、夏の間に伸びすぎた枝を落として植木をスッキリさせる。
猫二匹と犬が群れ遊ぶ、ウチの庭。
日向の中をじゃれて転がる。
(ふと気づくと、子鬼ドロ遊びで体の前面が全体ドロドロ・・・あ??あ)