山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

この両親の子です>せちたろー

朝、八時過ぎに小学校から電話が入る。
「せっちゃんはまだ家にいらっしゃいますか?」と先生。
思わず、ワシ「えー!?」と素っ頓狂な声を出す。
「せちたろーは7時半には家を出ましたが」と答えると、先生、
「今日は立ち会い演説会なので、遅刻されると困ると思い、電話しました」との事。
「いや、もういい加減、小学校に着く頃でしょう」と答えて電話を切る。

「そうか、今日が立ち会い演説会であったか」
実はせちたろー、副会長に立候補しているのだ。
その話を聞かされた時は
「人前に立つのを嫌う(ワシが実はソウなのだ)アナタが、なんでそんな事をー!?」と問い詰めてしまったが。
正解は、「学級からの推薦」(「せっちゃんは言いにくいことをズバズバはっきり言ってくれるので、立候補したら良いよ!」という意見で満場一致だったらしい)で、イヤイヤ立候補する羽目になったらしい。
しかし、担任が「推薦じゃ面白くないから、立候補したと言うことにしなさい」と命令(先生、子供に嘘を言うように指導するのは止めて)本日に至る。
本日演説&投票。
結果は明日発表。

ウチの会社の年賀状デザイン決定(遅い!)
三人(正しくは二人と一匹)の目線が揃っていて、一番表情がイキイキしている写真をセレクト。
コピーを入れて版下作成。今年も素晴らしいね(自画自賛

通販で買った「ベッドの横に置くナイトテーブル」が今日届くとのハガキが来ていたので、ドコにも出かけずに一日中待っていたのに、届かない・・・
くっそー。ホントだったらジュンク堂に出かけるつもりだったのに。
仕方ないので、子鬼とバービー人形で遊び倒す。
ついつい真剣にコーディネイトを考え、髪型をそれぞれ変えてファッションショーをヤル。

夕方、ハイビジョンで古い邦画を放映していて、始まって5分過ぎたくらいからの鑑賞だったが、ついつい引き込まれて観る。
「下半身が別人格」などーしよーもない男と、その男に人生を翻弄される女の物語。
良くできた映画で、単純に感心してしまった。
ラストまで観て判明。
成瀬巳喜男の「浮雲」であった。

夕方せちたろーが帰ってきて、ワシが
「今日の立ち会い演説会はどうだった?」と聞くと、
「待っている間が緊張してドキドキしたから、貧乏揺すりしたら落ち着いたよ」と、せちたろー。
キミはコンナトコロも父に似ているのだね。
待っている間中、左右にゆっくり揺れていたらしい。