山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

左手を痛める・地球に優しい映画(^^;はドッチだ?

漁港に散歩に行ったら、一見ロシアンブルーの綺麗な子猫がいたので、ついついスケベ心を出し、「うっふーん、かわいこチャン」と近寄って触ろうとしたら、ボイスが「あっしも?♪」とネコに近づき、ネコは嫌がってボイスを威嚇した。
ボイスは「遊ぼう?」とネコに近づく。
ココでワシが止めればヨカッタのだが、ついついワシもさらなる接近を試みてしまったためにネコはパニック(スマン)
ワシとボイスの間をスリ抜けて民家の庭に逃げ込んだ。
「あ」と思う間もなく、ボイスもつられて民家の庭へ。
リードを持ったワシの左手を振り切って、走って行ってしまう。

「民家の先は町道だわ!!」思わず冷や汗。
慌てて民家の隙間から町道側を覗くと道路沿いに走るボイスの姿がチラッと見えた。
「クルマに轢かれる!」と思い、「ボイスー帰ってオイデ!」と叫ぶワシ。
するとボイス、それ以上猫を追いかけることも町道に飛び出すこともなく、民家の周りをぐるり一周してワシの元に駆け戻って来た。
その間、ほんの10秒足らず(実質5秒くらい?)
「呼び戻しが出来る犬でヨカッタ!」(ヘナヘナ??)

散歩チュウにリードが思わず手から放れた事はこの4年間で2度ほどあるが、その度にちゃんとスグに帰ってきてくれる。
助かる。
やはり、ナンと言っても一番コワイのは交通事故。
でも、ノーリード主義のヒトって自分の愛犬が交通事故に遭うなんて夢にも思わないんだろうなあ。

リードをとっさに強くつかんだモノの振り切られた(予想瞬間負荷300kg←オオゲサ)せいで手首の筋を痛める。
ちょっと「グー」がしにくい。
でも、ボイスが無事で帰ってきてくれてヨカッタ(T▽T)

帰り道、マラソン練習中のせちたろーと行き会う。
ちょうど真ん中集団を爆走中。
「きゃー、ボイスー!お母さーん!一緒に走ろうよー!!」と大喜び。
しばし並んで走らせられる。

本日100円レンタル鑑賞会は「キャスト・アウェイ」(ロバート・ゼメキス監督作)
昨日観た「ギリーは首ったけ」と対照的な作品。
同じようなコンセプト(逆境に負けずに生き延びる)なのに、こちらは大金と沢山の人手、ふんだんなロケ撮影長年に渡る撮影期間で作られている。
しかし、ココに愛はなく、諦めと途方に暮れた感覚だけが残る。
コスト・パフォーマンスから言ったら、「ギリーは首ったけ」の圧勝だわさ。
(金はかかってないし人手もかかってない、時間もかかってないが感動はあるし)