山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

判断力鈍りまくって後で後悔

風邪をひいて困るのは、風邪ひき当日よりも、体力がガタ落ちになっちまうその次の日である。
草取りしても息が切れるので、ほとんど沈没状態で過ごさねばならないのだもの。
しかし、買い物に行かなければ、昼食がナイのでシブシブ出かける。

体力が落ちると、どーも判断力が鈍るらしく、ナニゲに入った店で豚皮の黒ジャケットを見て、ムショーに欲しくなる。危険危険。
お値段は本皮なのに、ミョ??に安いぞ>¥5800
しかし、コレを買って、ナニにドー合わせようと言うのだ、ワシは!?
こんな時はナニを買っても後で後悔するのが目に見える気がするので、ナニも買わないで帰るのが最良と判断。
回れ右をして、店を出る。

弁当だけ買ってダンナが待つ家に帰宅。
しかし、帰り道すがら、疲労の波が波状攻撃で寄せては返してワシを弄び、ワシは運転しながら気を失いかける(あぶねえあぶねえ)

午後は寝て過ごす。
こんこんと眠り続ける。やはり、体がイカレテいるようだ。
寝ぼけマナコでテレビのワイドショーを見たら、雅子妃が映っていた。妊娠8ヶ月。
に、しては腹が小さくないか?
確かに初産時はなかなか腹がデカクならないモノだが、コレは小さすぎな気がする?体質か?
ワシも6ヶ月くらいまでは全然普通だったが、さすがに8ヶ月以降は「モノスゴイデバラ」になったモノだった。
ダンナは「いま、影武者が代理出産に向けて妊娠中で、コレはカモフラージュ」とか言い出すし。
しかし、「子供を産まないと言う自由が日本中で唯一選択できない立場」なお方だからなあ。

今の時代だったら、(万が一「出来にくい」と診断されたら)血脈を守るためにも代理出産人工授精何でもアリになってしまうだろう。
ワシら普通の女は「自分の責任に置いて生まない」という選択も人生に置いて可能だが、ソレが出来ないというのは大変にお気の毒だ。

甚五郎、野良の生活が身についているせいか、家の中でもコソコソ暮らしている。
呼ぶとサササッと隠れるし、日がな一日物陰に隠れている。
なるべく、人目に付かないようにして暮らしている。
オカゲで、どーも「猫を二匹飼っている」という実感に欠ける。

夜、寝る前になって「本皮で5800円のジャケットは安いよ!何で買わなかったんだワシ!?」と激しく後悔する。
売っている店(しまむら)のセイか?
それともタダ単に判断力が鈍っていたのか??