山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ダレに許しを乞うているのカ?

朝、めっきり寒くなる。
いつもは「パンツ一丁&ヘソ出し」で寝ている子鬼も、肌がけ布団にくるまって寝ている。
夜が明けるのもめっきり遅くなった。

天気はイイが、ダンナは仕事三昧なのでビデオを観て過ごす。
シミジミと泣いて(←泣いたのか!?)笑って感動>「ギャラクシー・クエスト
ソダーバーグの職人的雇われ仕事>「イギリスから来た男

子鬼、ダンナが出しっぱなしにしていたハサミでいつの間にか自分の前髪を切っている。
せちたろーの部屋に一人で籠もって、ナンかコソコソやっていると思ったら、コレだ!
前髪の右端を幅3cmにわたって、根本からバッサリ切っている・・・

仕方なく、切りそろえるがゴッソリ無くなった前髪はごまかしようがない。
耳の上もザックリ自分でカットしているし、被害甚大。
「アブナイからヤメテねー」と言い聞かせながら、ヘアカットする。
なんとか「根本から無くなった髪の毛をゴマカソウ」としたら、出来上がった髪型は「座敷わらし」になった。もう、知らん。
むちゃくちゃ伝統的&典型的モンゴロイドの顔。
子鬼は結構顔がキュート系で、一見美幼女風なのだ(親バカ)が、この髪型では「身も蓋もナイ」ぞ。

夕方、せちたろーがLDを引っ張り出してきて、「風の谷のナウシカ」を観ている。
ワシが初見した時は(そもそも主人公がドーにも好きになれなかったガ←って言うか、宮崎アニメのヒロインはいつも「イヤ」基本的にワシは。あまりにワシとかけ離れているセイかしらぁ?)「このコンセプトは結構色あせないモノなのかも?」と思ったモノだ(1984年当時・ワシ24歳)

しかし、何てこたぁナイ。あっという間に色あせて、41になろうかとする今現在、この映画を観ると、「ウゼエ映画だぜ、ケッ」という印象を持つ。
しかし、このコンセプトは子供には「まだまだ有効」らしく、せちたろー熱心に観ている。
「オームってダンゴムシに似ているー」と言いながら。

もしかしたら、初見時、ワシは「まだ子供だった」っつー事か?
もう結婚してたのに・・・。
あ、デモ、そー言われれバそんな気もする。
子供のクセに結婚しててゴメンね(←ダレに謝っているんだか)

でもワシの場合、「説教臭い映画が嫌い」という事があるので、この評価は世間とは相容れないモノだとおもう、念のため。
だって、クロサワ映画観て、ラストで爆笑するようなオンナなんだものー。許して。