山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

プールで偶然

朝、せちたろーは今年最後のラジオ体操に元気に出かける。
自転車で山道を駆け下りてゆくと、ボイスが後を着いて行きたがって、せちたろーの背中に向かって「きゅーきゅー」と鳴く。

ボイスも最近朝方は涼しいので、「散歩への意欲」が復活している。
(当社比80%)
30分後、せちたろー、近所の友達と一緒に山道を上って帰ってくる。
ラジオ体操も最後だったので友達と「別れがたかった」らしい(近所に住んでるんだってば)
せちたろー、スゴイ>皆勤賞。
君はワシが小学生の頃より、イイ子だなあ。母は君が眩しい。

午前中、子鬼とせちたろーを連れて総合プールへ。
プールサイドを歩いていると、プール内に浸かっている誰かがワシに向かって激しく手を振っている。
ワシは目が悪いので、全然ワカラナイ。
せちたろーが「あ!Aちゃんー!!」と叫んで飛び上がって喜ぶ。
ワシの友人Y(松雪泰子似美女)と娘さんのAちゃん(せちたろー三歳時からのお友達)であった。

「あれ?息子は?」と聞くと、「おばあちゃんちに一人でお泊まり」だそうな。
(彼はタイヘン愛情深い8歳男子で、「僕がいないとおじいちゃん、おばあちゃんはあの広い家にふたりっきりで暮らさなきゃいけないから可哀相だよ」と5?60km離れた母親の実家によく一人で泊まりに行く)

せちたろー、嬉しい偶然に大喜び。
Aちゃんと二人で泳ぎまくる。
思えば、Aちゃんとせちたろーが初めて地元のスイミング・スクールで出会った時、せちたろーは3歳の誕生日の翌週であった。

同じ年のお友達と知り合えて嬉しいせちたろー、Aちゃんにアレコレと話しかけては、
「せっちゃん、少し静かにして。Aは今、先生のお話を聞いているの」と言われてオッタよ。
横でソレを聞いててコケタね、ワシ。

子鬼の今現在(三歳お誕生日翌週)の日常会話能力から比べると「月とスッポン」。
同じ三歳でこうも違う。

ワシが子鬼をビート板に乗せてバタアシをする姿に友人Yが大受け。
「生まれて初めて見たわ、ソレー!」
ふふん、ワシが開発したのよん。すごいっしょ?(←子鬼の口癖)
友人Yとワシ、ほんの4?5年前は二人でこの総合プールに来ては泳ぎ込んでいたのだが、子鬼を妊娠したのですっかりご無沙汰になっていた。
また、ココで偶然とはいえ、再び相まみえようとは!(って言いながら、ホントは、ワシらスイミング・スクールと生協の委員会でしょっちゅう顔を合わせているがの)