山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

発火装置付きカラーテレビ

朝から子鬼の様子がおかしい。
やたら抱っこされたがって、まとわりついてくる。
お腹を押さえているので、「お腹痛いの?」と聞くと、
「イタイー」とのこと。
本日、プールに行く予定だったが予定変更。
家で大人しくしておくコトにする。

ダンナが「寝室のテレビがおかしい」と言い出す。
見ると、「バチバチ」と音がして、ブラウン管の後ろで火花が散っているじゃんか!
「火事になるー」思わず、コンセントを抜く。
思えば1979年からワシに付き添ってココまでやって来たのよ、このカラーテレビ。
三菱製赤いボディがキュートな、ガシャガシャ手回し式チャンネル。
熊本のニコニコドーで29800円だったわ、当時。

このテレビ、ワシがダンナと出会った頃から一緒にいるわけで、ソモソモ何回の引っ越しを乗り越えて来たのだっけ?
(数えてみる)6回だ。

映りは全然悪くないし色も綺麗なので、捨てるのは惜しいが、火を噴いて
家が全焼したんじゃ笑い事じゃスマナイ。
とっても「惜しい!」わ、ほとららら。

(イヤイヤ)近所の電器屋に出かける。
出来ればビデオ付きテレビがヨロシイ。
商品を物色すれば、各社ケンを競うがごとく売り場は百花繚乱。
色々見比べたが、性能に大差があるわけもなく、結果一番安いのを選ぶ(ケチ女)
23800円。ちゃんと裏番組も撮れるぞ、最近の「テレビデオ」(大昔、こーいう商品名のテレビがあってCMにはイトイシゲサトとジュリーが出演していた←今となってはナンダカめちゃくちゃ「不吉」(落ち目が伝染りそう)な顔合わせ)

やはり、夜、うすらぼんやりと寝る前にニュースなんぞ観たりしたいので、寝室にテレビは必需品。
でも、コレで借りてきたビデオを遠慮ない時間に観ることも出来る。
(普段はダンナがタイマー録画してたり、コドモがビデオを観たがったりして、なかなかワシが好きな時間に好きなようにビデオを観るという行為がままならない)
ウレシー、コレってマイ・テレビデオ♪やほほ。

陶芸教室に行ったら、数年ぶりで「ナオちゃん」に会う。
彼女はプードル一代MIXのおばあさん犬。
ご主人(もと素人舞台女優Tさん)の旅行中に歯がボロボロと抜けてしまって、預かってたヒトが「このまま死ぬかも?」と心配したそうだが、今はスッカリ元気。
「ニンゲンの言葉がわかる系」カシコ犬。
子鬼、いじり倒してナオちゃんを悩ませる。
すまん。すまんのぉ?。
子鬼は犬にも遠慮がナイ。