山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

腰蓑(こしみの)つけたン・バギでお願い!

せちたろー&子鬼を連れて「科学少年文化会館」へ行く。

でも、ナンデ「少年文化会館」なのだ?
「少年」と何故限定するのだ。
少女は行っちゃダメなのか?
勉強や科学するココロはオンナにはナイっちゅー意味かいな、そもそも。

あぁ?ん?「青少年」ってなんやねん。
ワシに喧嘩売っとんか、コラ。
人類の半分はオンナやど。
今の大学の卒業式総代はもれなく、オンナやっちゅーねん。
「おんなコドモ」ってどーゆー意味や。バチキかまして、イテまうどワレェ。
オンナは家でメシでも作っとればエエっちゅーコトかいな?
黙ってコドモを生んで大人しゅー、旦那に毎日殴られながらも日陰に花咲く野の花の様に微笑んで家を守っとれっちゅーコトかいな?むかむか。

オバサン、ちょっと本日暴力指数が上昇中ですぅ。
台風のセイかしらぁ?気圧と関係あるのカモ??

文句つけながら「科学少年文化会館」(このネーミング、何回書いても読んでも気分が悪くなる)にご入場。
プラネタリウムの上映まで少し時間があったので、人力(ペダルこぎ)で風を起こしたり磁石の反発力を利用した実験が楽しめるゲーム機を親子でいじり倒して、遊ぶ。

プラネタリウムの投影機の名前は「ウラヌス」。
ウラヌスって天王星のことだっけ?(ワシの天文学の知識はこの程度)

上映内容は夏休みに合わせてか?地球誕生から人類発生までを駆け足で紹介するモノ。
あまりのその内容の星とのかけ離れ具合に、せちたろーが、
「私、プラネタリウムって星を見せる場所と思っていたけど、違うのね。円形スクリーンに映画を映す施設なのね」と言い出す始末。
「こりゃりゃ、一体ドーなるコトやら」と心配していたらようやく、後半、星の話になる。ヤデヤデ。

子鬼は前半の頭上イッパイに広がる恐竜共食いの絵とか、隕石の衝突で絶滅してゆく恐竜の絵なんかを見たせいか恐怖のあまり震え上がり、心底疲れたらしく、後半は眠り続ける。

南半球のマオリ族に伝わる、蠍座の伝説(マオリ族では蠍座ではなく、「釣り針座」)なんかの紹介もあって面白かったが、欠点がヒトツ。
伝説の紹介中に出てくるマオリ族のイラストが「色白」なのだ。
ダメじゃん。
出来れば、諸星大二郎風タッチで描いて戴きたい。
ペニスケースも忘れずに。
でもだからって、ソレで小学生のトラウマになったからって、ワシは責任がとれんよ。

※ン・バギ=諸星大二郎「マッドメン」に出てくる精霊の名前。