山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

お下劣ギャグは生きる喜びの発露か?

朝、散歩に出ると外はスッカリ秋の気配。
「夏休み中、せちたろーにプラネタリウム見に連れて行くって約束してたのに、まだ行ってねぇや」
夏が終わりそうな気配に思わず、気分が焦る。
朝日も一時期に比べると日差しが柔らかく、あの夏の始めの頃の
「みなさん!おはヨーございまぁーっす!!さぁ、今日も一日暑くなりますからねぇーっ!!!」
と腰に手を当てて、仁王立ちで叫ばんばかりの凶暴な朝日とは別人(人か?)のようだ。
「secondhand daylight」という言葉をフト、思い出す。
アレは極北の、弱々しい日中の日差しのコトであったか?

子鬼、朝起きるなり、二階にどどどどと駆け上がり、早速シルバニア人形で遊ぶ。
よほど嬉しいらしい。
ウットリと人形を両手でもって、普段の日常会話もおぼつかない日本語会話能力のクセに、人形同士に会話をさせてお芝居をさせて遊んでいる。
「××が@@@だから、○○するのよ!わかった?」
「えぇ、タイヘンね、●●で△△なのね、準備はいいわよ」
「きゃー、そうだったわ、□□に○○が@@@@よ!」
「あ??○×@θ&$?\#!!」
う??ん、彼女(子鬼)がナニを演じているのか知りたいが、母にはワカラナイ。
「おジャマ女どれみ」と「デジモン」と「アギト」が一緒くたになった世界か?
(全部、日曜日朝の子供番組だ)

ダンナ、仕事がいよいよ佳境に入る。238ページ中、200ページが終了。
コレのセイでお盆休みもソコソコだった。
今年も仕事バッカリの夏だった。

本日、本を読んでいて、目黒寄生虫館に展示してあるサナダムシの標本(8m
弱)が、
「ホントは11mの長さだった」という真実を知る。驚愕。
(途中で切れちゃったらしい)
11mの虫と共生する、そんな根性がワシにも欲しい。
サナダムシを一匹腹の中で飼っておけば、アトピーとも肥満とも無縁になるらしいゾ。
でも、サナダムシの寿命ってどれくらい?死んだら消化されるのかしら?
色々、グロな空想が頭を駆けめぐる、日曜日昼下がりの人妻(ワシだ!)である。

レンタルビデオ最後の一本、「ふたりの男とひとりの女」を観る。
このお下劣&障害者&弱者差別ギャグの嵐の中にかいま見える、
「人生への祝福」みたいな部分が結構スキだ>ファレリー監督
ダンナは全然笑えないので、「嫌い」らしい。
ワシのスピルバーグに対する反感みたいなものかぁ?(違う)