山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

母の優越感対スピルバーグ&キューブリック連合軍

朝の散歩でハルナちゃんと会う。
「夕方の散歩の時に、ボイス君の家は何処かな?って見に行ったんですよ」と飼い主さん。
「わかりましたか?」と聞いたら、
「イチゴ畑にいた人に聞いて、すぐわかりました。一番奥の黄色い車が止まっている家でしょう」と言われる。
ハルナちゃんは朝の散歩をトテモ楽しみにしているらしい。
ワシが住んでいる集落の方にトテモ行きたがるとのコト。
「ボイス君がとても気に入っているようです」だって。
遊びに来てね?。
朝からじゃれてよく遊ぶ、ボイスとハルナちゃん。

冷蔵庫は空っぽ。食料品の買い出し。
近所の大型スーパーへ。
Fさん(中央区で小料理屋をなさっているご老人・ボクサー♀犬リンリンの飼い主さん)に偶然会う。
「年寄り二人の家庭だから、買い物はせんでもええんだがなー」と言いつつ、リンリン用に高価なレトルト・フードを買ってらっしゃる。

本日はキーマカレーに挑戦(レシピby=Cゃらんさま)
「カレーになったマードー豆腐」(木綿豆腐を入れたせいか?)という味。でも、美味しい。

夜、GWに実家の父に貰ったカブトムシの幼虫がいつまでも羽化しないので、「見てみなさい」とせちたろーに言う。
せちたろー、見て号泣。
「さなぎになりかけたままで死んでるー!!可哀相なことをしてしまったー!!!」
自分のセイだと思いこんでいるようなので、「全部の幼虫が大人のカブトムシになれるワケじゃないんだよ」と言って聞かせる。
「そういえば、クラスで飼ってた幼虫はイモムシの状態で死んじゃった」
ホラね。
「庭に埋めてあげなさい」と言うと、泣きながら埋めている。

家に入ってきて、せちたろーはこう言った。
「私、不老不死を願う人の考え方がわからない。だって、ひとりぼっちで長生きして、親しい人や大好きな人の沢山の死を見送るのなんて、私には耐えられない。そんなのじゃ、自分が傷つかないようにダレも愛さないで心を閉ざしたままで生きていくしかないじゃん。そんなのは絶対にイヤ。私は自分が死んでもイイから、限りある命でイイから、沢山の人やペットを愛して生きていたい」

聞いているか!?スピルバーグキューブリック
ニンゲンのコドモというのは、10歳でココまで自分の頭で考えられるものなのだぞ。
デービッド(「A.I.」の主人公ロボット)の設定年齢は、11歳だっけ?
幼稚な11歳だわね、ふふん。
勝ったね。
(ナンに!?ダレに!?)