山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

自主独立の母娘だから

小雨の降る中、運転して図書館へ。
朝一番の図書館は同じような小さい子供連れの主婦が多数派。
みんな膝の上に子供を抱いて大声で絵本を読んだりしているが・・・・ウチはシナイ。
ワシはワシで本を選び、子鬼は子鬼で自分で読みたい本を探す。
「自主独立の母娘」だから(って言い訳)

ウチら親子は図書館のゲートをくぐった途端に右左に「生き別れ」
子鬼、「アタシはこっち行くね、お母さんバイバ??イ!」と元気に走り去って「こども図書館」へ。
ワシは借りたい本をざざっとハンティング。

本日の実弾(本)は、高橋源一郎の小説(新刊)・村田喜代子のエッセイ・ブリジッド・バルドーの自伝・「9坪ハウス狂想曲」←割とNHKの朗読テキストは「次に読む本の目安」になることが多く参考になる。

ふと、腕時計を見て、背中が凍り付く。
何かと問題が多いワシの時計(スイス軍腕時計)、ついに三度目の故障。
フト、見ると秒針が止まっている!昨日まではちゃんと動いていたのにー(怒)
ジッと見つめていると、突然思い出したかのように、「グッグッグ!」と秒針が進む。
まるで五秒間隔のクォーツ。
やはり、「安売りで買った」のがイケナカッタか?

図書館の帰りに寄ったダイエ●がバーゲン中。
「定価1万8千円」のアル●の腕時計が「3980円均一セール中」!
「買った!!」←結局、また安売りで買っているし(教訓を学ばない人生)
しかし、ワシの腕時計人生は「どんどん安価に流れてゆく」な。

高校入学の時に両親に買って貰った腕時計が「セイコ●の自動巻」で三万円であった。
以後20数年、1万円台モノの攻防があり(一番長く愛用していたのがアル●のブレスレット型腕時計=1万円弱・シンプルでシャープなデザインで大のお気に入り)、ついに近年は一万円を切る。
よく考えたら、今日買ったこの時計、せちたろーのベビ●Gより、安いじゃん!
母は、ローレック●とかオメ●とか、似合わない生活をしているから、イイの(って単に財力のモンダイか?)
おニューの腕時計はフェイスの縁がステンレスのミラー仕上げでピカピカ。クールでカッチョイイ。

帰宅後、「9坪ハウス狂想曲」を読む。
コレがエライむっちゃくっちゃに面白いでやんの!!
著者のダンナが書いた本(「9坪の家」)と雲泥の違い。この地に足のついた生活者ブリを見よっ!
世の母ちゃんというのはこーいうヒトが多数派なんだろう。
だから、世界は回っていられる。