山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

実は映画好きな子鬼

寝坊して、ボイスの散歩が朝の9時過ぎ。

お日様はすでにジリジリと地上を焙り、飛ぶ鳥すら焼き落としそうな気配を漂わせている。
しかも、あーた(って誰に向かっての発言?)ボイちゃんはハスキーMIXよ。ハスキーの「快適温度はマイナス30度」よ。今日はもう30度過ぎ。
適正気温を60度も越したら、人間だったら「おまえはもう、死んでいる」だ。
でも、歩く。

山影を選んで歩く。森の中の道を選んで歩くので、そりゃあもう町中を歩くよりは断然快適。
でも、日陰から出た途端に、「もう、そんな事、どぉだってイイぢゃあナイですかぁ???!!」と叫ぶかつての「ヒカゲ某氏」に変身してしまう位に暑い。
(若い人は知らないだろうが、かつて日本の芸能界に「オキマサ●」という二枚目俳優がいて、同性愛の相手である養父のヒカゲ某氏に、「オヤジ、涅槃(ねはん)で待つ」という遺書を残してホテルの窓から投身自殺するというスキャンダルがあったのだ。そこで、ヒカゲ某氏が記者会見したときに、「ホモの夫婦生活」に関して訪ねられ、記者に向かって上記のセリフ「もう、そんな事?」を叫んだ。と、いう過去がある。ワシら夫婦はこのセリフがいたく気に入り、ウチではこのセリフは「日常語化」している)

オマケ=他に「日常化しているセリフ」としては、「日本も変わりましたわね」とかが実在する←某有名彫刻家夫人がワシとの会話中に言ったセリフ、「なんかイケスカナイ選民思想に溢れ」ていて、もっぱら「イヤなクソ女を気取る」時に愛用中。

ウゥップス。話がズレまくり。
散歩中、ボイスを用水路に浸したり、アスファルトをよけて草むらを歩かせたりして、「暑さ対策」に気を遣う、ワシ。
同じハスキーMIX でも、「温室犬」君は、この炎天下、ヒカゲもない場所に、「床が抜けた傾きかけの犬小屋」につながれて日がな一日を過ごしている。
よくアレで脱水を起こさないモノだとワシは思う。
ボイちゃんは、日に当たりたくなったらピロティの日差しがガンガン当たる場所へ行って、はぁはぁと横になり、涼しさが欲しくなれば家に上がり込んで一階の廊下で長々と寝そべっている。
ワシの「ボイス室内犬化計画」はダンナにチョットずつの免疫をつけながら、着々と進行中。うひひ。

午後から、ポケモン映画を観に子供たちを連れて映画館へ。
子鬼、黙って映画に釘付け。
同じ年頃の前の席の子は、ずーっとしゃべっててウルサイ事この上なし。