山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

シネスケ君のお薦め物件の謎

ようやく雨が止む。
オカゲでウチは「滝見荘」(山の落とし水が盛大に落ちている状態)
ボイちゃんもようやく室外で過ごす。
雨があまりにヒドイと「室内犬」にしているのだが、最近は「晴れて日が当たりすぎる時」も玄関から上がり込んでトイレ前で涼んでいることがある。
風が通って気持ちがイイらしい。

米が切れたので買い出し。
ついでにビデオが半額の日なので、ビデオ屋にも立ち寄る。

「普通じゃない」(ダニー・ボイル監督ユアン・マクレガーキャメロン・ディアス主演)
実はコレはワシがコメンテーターをしている「CinemaScape」で「あなたにおすすめ」された物件。
このサイト(通称=シネスケ)では、自分の映画に対する点数評価がある程度貯まると、その趣味傾向を分析して、「アナタだったらこの映画にこの点数つけるはず」とお薦めの映画の一覧を出してくれる仕組みになっているのだ。
コレが面白くて会員になり、コメンテーターになったのだが・・・・

帰宅後、「普通じゃない」を観る・・・普通じゃない?←語尾上がり(^^;
最近とみにこの「あなたにおすすめ」のシステムの疑わしさを感じる、ワシ。
因みに、このダニー・ボイル監督、「トレイン・スポッティング」で有名になった人。
ワシ、この映画(トレイン?)に関しても、「普通の青春映画」くらいにしか考えていなかったので、シネスケでの評価も「★3つ」しか付けていないハズなのに、「あなたにおすすめ」では「きっと★5つ」という予想を立てられていた。何故?

で、ココだけの話だが、ワシはレオン・カラックス監督が嫌い。
「ポン・ヌフの恋人」と「ポーラX」しか観ていないが、フランス人の青い、プチブル的懊悩がウザクてゲロが出そうだ。
だから、この両作品に対するワシの評価は★2つ。
(「映画として存在しても良いけど、ワシの前に二度と現れないで頂戴」レベル。因みに★1つは、「この世に存在することまかりならん。ワシがこの手で監督もろとも焼き払ってやる。焚書扱い」レベル)
なのに、このシネスケの「あなたにおすすめ」機能君はワシにカラックス監督の「汚れた血」を「きっとアナタは★5つ」と予言するのだ。
何故?何故だ>シネスケ

ダンナは言う。
「ソレってバーでワケワカンナイ男に理不尽に口説かれている様なカンジ?」
そうだね。近いね。
「いや、今の君に必要なのはボクみたいな男だよとか言われちゃうの」
あぁ、ヤダヤダ。