山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

忘れ去られた思い出

暑い。
福岡地方、本日は34℃。
散歩に出たら、ボイスは舌を出して歩いている。
「苦しそうだな」と思って、用水路に漬けてヤル。
用水路(山の湧き水を流している水なので、とても綺麗&冷たい)の中、水を蹴散らして、ボイスはとても楽しそうに歩く。
ボイスは水が好き。

子鬼用にプールを作ってやって、芝生貼りの作業の続き。
足場が悪い場所に煉瓦も埋める予定だったが、あまりの暑さのため「本日はこれくらいにしてオイテやろう!覚えていやがれ!!」と、明日以降に延期決定(負け犬)
プルーンの余分な枝を払って庭仕事は終了。
花が咲いたオカゲで、プルーンの実が何個か結実している。が、色はまだ緑色。
もし、チャンと色づいて食べられるようになっても、モッタイナクって食べられそうにない(生来の貧乏性)
桃も今年はたわわに結実。そろそろ色づき始めている。
ローズマリーにはブルーの小さな花が咲いていた。
この花が咲けば、もう、季節は夏。

お昼を作ってヨロヨロしながら食べる。
炎天下での庭仕事が効いたらしく、眠い。
生協が来るまでの間(30分程度)にウトウト仮眠。

月曜日のいつもの慌ただしさはまだまだ続く。
そんな中、ダンナとの会話で新事実発覚。

「昔はミニシアターも色々あったよねえ」と、ダンナ。
「そうそう、昔は雑貨屋の二階にミニシアターがあったよねえ」と、ワシ。
「あぁ、あったあった。あれ?でも、あそこで何観たっけ?」
「まっ!『ヘアスプレー』と『ベルリン天使の詩』はアソコで観たんじゃないのよっ!!」
「え??その二本は、ビデオで初めて観たような気がするけど・・・」
「違うっ!二人で、雑貨屋の二階のミニシアターで観たってバ!!」
「えぇ???そうだったっけ?記憶にないよ」
「・・・・アナタというヒトはこうやって、ワシらの美しい素晴らしい思い出も愛の記憶も無くしながら生きてゆくのね」
「わはははは」
「ねえねえ、コレ(と、ワシ自身を指さしながら)誰だっけ?」
「う??ん、誰だっけ?思い出せないぃ??♪」

ダンナは(昔から知ってはいたが)記憶回路が途切れやすい体質。
介護オムツまでもう一歩である。