山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

あえて犬自慢

昨日までの雨は止み、散歩に丁度良い天気。
日が照れば暑くなるのだろうが、今日は風も吹いてて雲が空を覆い、田圃には沢山の人が田植えの真っ最中。
こんな散歩日よりの日には海まで歩くぞ(←ボイスに言っている)

海は満ち潮の時間。
道路のスグ横までタプタプに波打つ海。
時々、大きな魚が跳ねる(ボラか?)
さすがにいつもの透明度は望めないが、海底は見える。
砂浜に着くと、モノスゴイ量の漂着物。昨日の大雨の影響か、ゴミと海草がほとんど。
古伊万里の陶片がいくつかあったので拾って帰る。
海辺の神社(「大綿積(おおわだつみ)神社」という名前)を通って帰る。

帰宅後、ボイスに新鮮な水を与えて、庭の草取り&裏の溝さらい。
大型のスコップで溝をさらっていたら、沢ガニが出てくる。ここ数年見かけなかったから、もう居ないのかと思っていた。
まだ、住んでいたのか。

汗をかいたのでシャワーに入っていたら、タクシーで来客。
生命保険会社の若い(20代)セールスレディ。わざわざはるばる天神からいらっしゃる。
到着するなりこのセールスレディ、ボイちゃんからスカートの中に深々と鼻先を差し込まれて、セクハラを受ける。
「犬を飼っているせいかしら?」とまんざらでもない様子。

書類上の書き換えで判子を取りに来ただけだったが、
「ついでに保険の見直しもなさったら?」と薦められる。
「社長さま(ダンナだ!)のご退職金を目標に、貯蓄型の保険に掛け替えられては?」と言われる。
「はあ?でも、いくつで退職するつもりなのでしょうか?ワシは知りません」と正直に答える。
「みなさま、65?70歳というカンジでご加入になっています」と言われる。
そんな「明日をも知れぬ自由業風情」に「退職金」なんてオコガマシイ(^^;
商談中、クルちゃん、セールスレディの背中に飛び乗る。
猫は苦手らしく、セールスレディのお姉さん、固まる。

午後、珍しく子鬼と一時間ほど昼寝(一年ぶりくらい?)
子鬼は「昼寝をしない体質」なので、ホント珍しい。
久々に「専業主婦の醍醐味」を味わう。
せちたろーは3歳頃まで毎日昼寝をしていたがな。姉妹でも違うモノらしい。

ボイスは「玄関マットまでは進入可能」と理解したらしく、隙を見ては玄関マットの上で和んでいる。
人が出入りするたびに、「あ、退きましょうか?ドゾドゾ」とスグに道をあけてくれる。
やはり、オマエは「賢いイイ犬」だよなあ。