山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

蛍さんに、合掌

昨日の雨の影響で、ウチは「滝見荘」に変身中。
裏山と中庭の間に「山からの落ち水が通る水路」があるのだけれど、大雨の次の日は、ココが「滝に変身」してしまうのよ。
(隣接した夏みかん畑との段差が結構あるので、ココを水が落ちてくる)
「じばばばばば??」と一日中、「滝の音」が聞こえる。風流?

一階のピロティ(二階の床下の吹き抜け。説明が難しいな、ピロティ=壁がないけど、二階が被さってきて雨がかりしない、半分家半分屋外みたいな空間。いわゆる現代建築の発明品の一つ)に「電撃殺虫器」を毎年点けている。
ボイちゃんのための「虫除け」と、山中の虫がウチの窓をめがけて飛んでくるのを少しでも撃退するための装置。
去年まで使っていたのがコワレタので、今年は少し大きなカタチのモノに買い換えたばかりなのダガ。
・・・・先週、オオクワガタ(♂)さんがお亡くなりになっていた・・・ゴメンね。
で、今朝は、あぁ、ナンとした事か、蛍さんが犠牲に・・・!

ワシら一家はヒョットして「山の生態系を破壊している」?
せっかく、山から飛んできたのに。クワガタさんも蛍さんも。
一瞬で電撃で「ばちばちばち??」ってヤラレたのね。スマンね。

税理士さん来る。
「今年は儲かってますか?」と聞かれる。
「近年、稀にみる儲かり具合でっせ。げへげへ」なんて言うほどでもなく、「ぼちぼちでんなあ」という程度。
親子4人+二匹。おまんま食べて行ってますー。ありがたやありがたや。

午後、陶芸教室。
Tさんに「ねえ、津和野行ったことあります?」と聞いてみる。
「あ、行こうか?ってお絵かき教室の仲間と喋ってたのよ、月曜日。一度、行ってみたくてねー」とお答えになる。
ワシ、思わず、
「行かなくてイイ!行く必要ないよ、あんなトコ」と告げる。
「えー?日曜日美術館見て、行きたいねえってみんなで話していたのに」とTさん。
「あ、ワシは全然良くないって思ったけど、人の受け取り方は色々だから、Tさん結構イイトコロって思うかも、あんまり否定せんどこーっと♪」
ワシは結構、「イケズ」?

でも、あの毒々しい巨大鳥居をくぐって町に入るアプローチとイイ、コンクリートの舞台をせり出させた巨大稲荷神社といい、町中を泳ぐ錦鯉といい、巨大姉様人形といい、五時に閉まる店といい、かび臭い美術館といい・・・
ワシ的には「許せない!」事の連続であった。

雨がやんだので、「雨後の竹の子」を刈り取る。