山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

週に一度は半島から離れてドライブ

図書館行き。
天気はいいが、少々ガスっていて、海はスチールグレイ(つまり、ニビ色)に光っていた。
家を出て少し経った頃、子鬼が突然「しっこした?い」と言い出す。
「家を出てくるときに、『しっこ、行かないでイイの?』って聞いたら、『いいよ』っつったじゃん!!」
と母は思わず、二歳児相手にマジギレする。

仕方ないので、運動公園のクラブハウスに寄り道。
平日の朝でもテニスコートでテニスをやってる人たちが沢山。
しっこ終了後、再度図書館目指す。
子鬼、先日の「二人でアウトレット・モール行き」が楽しかったらしく、図書館に行く途中でアウトレット・モールの前を通りかかると「ココよ?ココに行く、行きたいのぉ?」と指さしながらワシに文句をタレる。
「いや、いや図書館が先」母はとっとと図書館にクルマを入れる。

本日の借り出し本。
大島渚関係の研究本二冊(若松孝二のインタビューと対談がそれぞれに掲載されていたので)、小説一冊、詩集一冊(吉岡実←最近お気に入り)、歴史モノ一冊、エッセイ一冊(町田康)、何故か熱帯魚の飼育本(子鬼が借りると言って聞かなかった)
「実弾(本)がイッパイでリッチな気分?♪」なワシ。
気がついたらもう昼!で、アウトレット・モールはパス。
ダイエ●で弁当とお風呂用マクラを買ってとっとと帰宅。

帰宅後はひたすら本を読んで過ごす。
小説はハズレであった。
吉岡実は「声に出して朗読すると楽しそう」だ。
ダンナに見せると、ざっと黙読して「真面目なヒト?」と言った。
いや、ワシはむしろ耽美的で毒々しいと思うがの。

夕方、ボイス、クルと「狛犬のポーズ」で向かい合って夕涼み。
この二匹はホントに仲がいい。
「種を越えた仲の良さ」と思わず言いたくなる。
二匹は夕方の涼しい風に吹かれ、静かに向かい合って寄り添っている。
優しい時間が流れている・・・と、思った瞬間。
ナニを思ったのかボイスがクルにじゃれかかる。
しばらく二匹で取っ組み合い。

裏山から「裏ニャンちゃん」登場。
クルに頭をこすりつけてご挨拶。
コイツ、クルにまで甘えているよ・・・ボイスまでもう一歩?

夜、久々にせちたろーの「お友達ファイル」を見せて貰う。
ピアノの先生の「嫌いなタイプ=ブリッコ」「好きなタレント=パパイヤ鈴木」がツボ。
思わず爆笑。
Yちゃんの「将来の夢=ゴーユー(豪遊)」というのも結構ツボだった。