山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

頭から食べるのが礼儀(?)です

朝、新聞を取りに出たら、ボイスが後ろ向きで、前足にナニかを挟んで熱心に「かじかじ」している。
「ひづめ?」と思って覗き込んでオドロイタ。
ネズミっ!しかも頭がナイしっ!!(冷汗)

慌ててダンナを起こして片づけて貰う。
いやん、ボイちゃん、その口でワシを舐めないで。

どうやら、明け方にネズミが現れたらしい。
慌てて追跡し、薪置き場の下に潜り込んで捕獲したらしく、薪置き場の前のベンチの位置がかなり歪んでいた。
でも、先ず頭から食べるのね・・・ははは。

散歩。
曇り空の下、とっとこ歩く。
ボイスは日が照ってナイとは言えやはり、この湿度のせいか蒸すらしく息が荒い。
6cmの毛を2cmまでカットしてもまだ暑いのか?真夏は5mmで行くべきか?悩む。
ボイスの毛は色がグラデーションになっていて、根本が白く、毛先に行くに従って黒くなっている。
だから、カットしたらスッカリ「白い犬」に変身。
カット後は、手触りも見た目も印象がかなり違うので知らない犬を連れているような不思議な気分。
でも、買い物から帰ってくると、相変わらずボイスは「きゅーきゅっきゅ?」と甘えた声を出す。
やはりボイスはボイス。

午後は陶芸。
先週は、釉薬かけをしていたら、釉薬をかけた直後の湯呑みを子鬼が「ままごと」に使ってしまうというアクシデントがあり、せっかく絵付けまでしたのが全てパーになってしまった。
苦労して描いた絵と釉薬を泣きながら(嘘)バケツの水で洗い落としたのだ。
今週はソレのやり直し。
(一度釉薬がけして失敗したら、洗い落として何度でもやり直しができる。しかし、よく乾かさないと再度釉薬がけは出来ない為、一週間空いてしまった)
ダンナがいるので、子鬼には「PPF(パワーパフガールズ)」のビデオを見せておいて、陶芸教室行き。
「子鬼がイナイと、作業がはかどるわぁ」と鼻歌交じりに釉薬を掛ける。
来年、子鬼を幼稚園に入れたなら、もう少し、気が利いた作品も作れるようになるだろう(希望)

たった40分ほどで全作業終了。
帰宅後は「二度目のサマーカット写真」を別館*山麓庵にアップする。

ダンナ「俺、昨日、寝る前に『愛のコリーダ』見ようと思って、いい加減眠かったら途中で眠ればイイやと見始めたら・・・」
ワシ「たら・・・?」
ダンナ「面白くて、眠くなるドコロではナカッタよ」
旦那の意見も「アレは若松孝二のテイストではナイか?」とのコトだった。