山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

フィラリアのクスリは体重に比例します

週末、お客さんが来るので珍しく金曜日にパンを買いに行く。
(いつもは月曜日の朝に買いに行く)
と、料理人のFさん登場(中央区でお店をやっているおじいさん・犬連れでパンを買いに来ていた)

「えらくイッパイ買い込んで」と言われるので
「遠方からお友達が三人来るの」と教えると、
「ソレは是非とも、半日漁船を貸し切って白キスを釣りに行かなきゃ!」と断言なさる。

今はキス釣りの季節だったんだー。ワシは釣りをしないので知らなかった。
お客様には一名、「釣り師」が混ざってたんだ。
しまった。その手があったか。
「釣れても釣れなくても一生の思い出になるよ。岬の先に船を止めて、一日中釣り竿握って、夕飯はキスが食べれる」と言われる。
そーだねー。ワシ、釣りは未経験だから、誰かに連れて行って貰い、先ずは自分でソレをお勉強したいー(甘え)

ボイス、フィラリアの検査に行く。
ボイス、病院に着いた途端に怯えまくる。
病院内にはいると「隙あらば、逃げよう!!」とドアの方ばかりを向いているし。
血を採られるとなると、恐怖の余り父ちゃんの脇に鼻先を差し込んで震えている。
タマを抜いて以来、病院はボイスにとって「最大の弱点」である。
血液検査の結果も「フィラリア感染はナシ」で、体重測定したら、「22.4kg」
MAX24kgあったワケだから、「ダイエット成功」である。
飼い主は自分の体重管理は出来ないが、飼い犬の体重管理は完璧だ。
オカゲで、フィラリアの薬代も安く済んだ。

ついでにドクターに「裏山のシャム」の相談もしておく。
「じゃあ、コレを上げて」と虫下しのクスリをサービスで下さる。
「出来れば、このまま裏山で飼ってあげて」と言われる。
うん、まあワシも「生きている限りはそのつもり」ですよ。
取りあえず、ボイスともクルとも仲良くしているので、このまま裏山で飼うことにする。

お客さん布団を干しマクリ。
ついでに押入の掃除もして、お客様受け入れ態勢を整える。

夜、ちょっとした不注意で包丁で指を切る。
ソレがナンと「爪ゴト切って」イタイったら、ありゃあせんのダワ。
左手中指。使いにくいと、トッテモ不便。グシグシ(←泣いてる)
炊事しにくいので夕飯はパエリアにする。
ケガしてクヤチイので、ビールも飲んでやる。