山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ホントにその後、髪を切って来たよ>ダンナ

ダンナ、突然「今日、散髪してくる」と言う。
「珍しいことがあるモンだ!」驚嘆するワシ。
明日の夕方、新しいクライアントに引き合わされる予定なので、「せめて髪くらいはちゃんとしていよう」という心がけらしい。
「オレはトモカク、●●さんが仕事を欲しがっているから」と言う。
仕事がない友人の為に会いに行くのか?このご時世、キミはイイヤツだなあ。

ネットしながら、「チョコボのテーマ」を頭の中で歌っていたら、出かける前のダンナが、部屋に入ってくるナリ同じ曲を鼻歌で歌い始めた。
「なんでその曲なのよっ!」ワシ、思わず怒る。
「いや、この部屋に入ってきたら突然歌いたくなった」と、ダンナ。
「今、ワシ、ソレを頭の中で歌っていたの。横取りしないでっ!」←言いがかり。
「あっはっは?、ゴメンねえ。夫婦だから、以心伝心♪」と、ダンナ嬉しそう。
「あ?じゃあ、今アナタはワシと同じ事考えているってワケね?」とワシ微笑みながら言う。
「え??何々?何考えているの??」ご機嫌で尋ねるダンナ。
「・・・離婚届はどーしよーっかなぁって」ダンナ、困り顔で絶句する。

あまりに真剣に困った顔をするので思わずワシ、笑う。ホンに、可愛い男。
こんな事ばっかり20年以上もやっている二人である。

ボイスにベビーカーひかせて散歩。
帰って来ていたら、ウチの下の山道でひなたぼっこ中の近所のバーサンズに会う。
バーサンズ子鬼を見て、「まあ、しばらく見ないウチにまたカワイらしゅうなって!」と言う。
「ほれほれ、隣り(正確には隣じゃないけど)のバーちゃん達よぉ?」子鬼に挨拶させようとするが、「目も合わさない」ぞ、コイツ。
(目を合わせたら石になるとでも思っているのか?)
バーサンズ、ボイスのベビーカーをひく様子を褒め称える。
「まあ、よく手伝ってから、偉か犬ねえ!」ど??も。
でも、近所のバーサンズは「ホントは皆さん犬嫌い」なので、本気に受け取ってはイケナイ。

裏山で猫が鳴く声がする。
行くと、シャムちゃん登場。
最近随分馴れてきて、お腹が空いたら裏山に現れて餌をねだる。
新しいフードと水を与える。
以前は、餌をやってもしばらくは警戒して近づいて来なかったのに、今は少しだが甘えてくるようになった。
クルも「家の外だからいいか」と鷹揚にシャムの存在を許している。
ボイスは相変わらず。「チャンスがあればまた抱っこして舐め回したい」と隙を伺っている。