山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

信じては貰えないかも知れないが・1

朝ご飯を食べていたら、「ピンポン」と玄関のチャイムを鳴らして誰か来る。
「珍しい?」(ウチの玄関にはボイスがいるので、事情を知らないヒトは?以下省略)と思いつつ、
「はい」と玄関に出ると、「見知らぬオジサン」
「?」(商工会議所のヒト?)と思いつつ、ボイスを見ると、ボイスはオジサンの足下に座って、黙って尻尾をパタパタさせている。

オジサン開口一番、「社長いらっしゃる?」
ワシ、「ん?印刷所のヒト?」と思いつつ、「おりますが、ナンのご用件でしょう?」と聞く。
オジサン、「実は、凄いモノをお見せしたくて持参したのですが・・・」と言う。

・・・・凄いモノ?
ソレは「巨砲」(←オバサン)とかいうモノ?それともG4(←チョーシ良い)?もしかしたら、「パンダの敷き皮」(←タダのバカ)??

一瞬「様々に妙な考え」が頭をよぎったが、「あ、単なる行商のオジサンか?」と気が付いて、
「いえ、結構です」と断ってお引き取り願った。
二階に戻ると、ダンナが「誰?」と訊くので、「コレコレ」と教えると、「ツボかな?」だって。
「凄いモノ」の正体がやはり気になる夫婦であった。

お昼前に「花見」(家族編)に出発。ボイちゃんも連れて行く。
土曜日の花見は毎年招待される工務店の花見なので、先に家族のをやっておこうという趣向。
唐人町(老後に住みたい町ナンバー1!ウチの墓もある)商店街でお弁当と和菓子を買って出発。
舞鶴公園へ行く。
ほかほかと暖かい日差しの中、花びらが雪のように舞い散る下でお弁当。
スグ横は「竹中工務●」の予約席だった。

食後、みんなで遊びながら散歩。
ボイスはヒトのお弁当の中身が気になってしょうがないらしく、カップルのお弁当や家族連れのお弁当を覗いて廻る(恥ずかしい)
グラウンドでは中年女性十数名のグループが、「ハンカチ落とし」に興じてキャーキャー大笑いしながら遊んでいた。
「オバサンも女子中学生もオンナはみな同じ」とダンナ、言う。

下に続く ↓