山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

またしても、映画で泣かされる(T_T)

何で、毎日こんなに忙しい?全然座る暇さえありゃシナイ。
ヘンだわー専業主婦は「ヒマ」の代名詞なのに。ワシ、働いていた頃より人生が忙しいわぁ。
しかも、家の中は「毎日散らかり放題」だし。う??む。

でも、今日は本腰を入れてビデオを観る日なので(ついにダンナから「返すビデオを早く観ろ」とクレームが出た)午前中から家事をぶっ飛ばしてやりこなす。
午後になり、やっとビデオを見始めるも、全然落ち着いて観てられない。
子鬼が「しっこー」やら「うんちー」やら言うので、数分おきに席を立たねばならないのだ。やでやで。
ごちゃごちゃ取り紛れながらやっと「ムービー・デイズ」(デンマークアイスランド・ドイツ作品)をまず観る。

あまりに寒そうな画面ばかりなので、「コレって夏の話だよね!?」と何度もツッコミを入れながら観る。
なんだか、「ドッチつかずの映画」そこそこの佳品というところか?
アイスランド大自然や言葉、人々の暮らしぶりに興味が湧いた。(水が美味しそうな国だ)

見終わる頃には、子鬼、爆睡。
コレでゆっくりもう一本観られる。ふう。
「グラデュエイター」(リドリー・スコット監督作)
ワシ、この映画に泣かされるとは思わなかった・・・不覚!
穴だらけの脚本、全然「アタマ良さそう」には見えない主演男優(ラッセル・クロウだぁ!)&ヤルキの無さ気な女優、トドメは「油断したら太りそう」な若手俳優ホアキン・フェニックス←リバー弟)が中心の映画だというのに!!

でもねでもね、画面が「ものちゅごい」のよ。
豪華!絢爛!!華麗!!!スペクタクル!!!!よみがえる「築二千年物件」!?
戦争のシーンなんて「ジャンヌ・ダルク」(リュック・ベッソン)が「ビンボ臭く見える」くらいよ。
コレを観るだけでも、この映画の価値はありますぜ。

「映画界最大の幻視者」(と、勝手にワシがそう呼んでいるダケだが)リドリー・スコット大人!
「アナタに着いてきて、ヨカッタ!」泣き濡れるワシであった(バカ)

「アナタのアタマの中にはこの映像が見えているのね?ソレをワシら一般凡人に見せてくださると!?アリガタイ!はは???っ」てなモンである。
この映像の勝利!
穴だらけの脚本も(リドリー・スコット監督作はコレが多い。多すぎるくらい)ちょっち魅力に欠ける人物も、この映像力の前ではナンボのモノゾ。
大画面でコレを観て、そしてついでに泣いてくだしゃい(泣)