山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

本日は泣き言

眠いぞ。
子鬼が最近、一段と「すぎょい」事になっている。
「夜、寝てくれない」のだ。

ワシは午後10時も過ぎると眠くて眠くて、気が遠くナッチャウくらいなのだが、子鬼は午前1?2時まで「パワー全開出力120%」&「夜はブイブイ」である。

夜になると、子鬼が「ワシの首の皮を爪でつまんでひっぱたり」「ワシの唇の内側に指を入れて爪を立て、粘膜をこそぎとっていったり」「寝ているワシの胃の上で、お尻ボンバーを炸裂させたり」「ワシの唇をこじ開けて、歯と歯茎の境目に爪を立ててひっかいたり」するので、眠れないのだ。

で、「子鬼を怒りたくり」ながら、毎晩就寝。
しかし、ワシは朝6時起床なので、「毎日が寝不足」(子鬼は9時くらいまで寝ている)ひぃ。
昼は昼で、それなりに忙しくて昼寝も出来ない。
せめて丸一日、ゆっくり寝ていたい!

ワシの「今の夢」は静かなホテルの一室で、まず「お風呂にゆっくり一人で入って」「丁寧にシャンプー」「パックした後、顔のマッサージでもやって」「香水つけて」「思い切り寝る」事なの。
顔を踏まれたり、唇に思いっきり子鬼の後頭部で頭突きされて出血したりしないで、ゆっくり寝たい。
ワシの一番の願い。贅沢?
この「寝るのがこの世で一番好きな女」(変な意味ではない。純粋に「眠るのが好き」という意味だ)なのに、寝足りないのは心底ツライのだ。

ダンナはワシを評して「寝れば話の分かる女」と言ったことがある。
つまりコレは「寝不足の時はナニを言っても理解出来ない、脳味噌の持ち主」という意味。
「妻とワカル話をしたいなら、眠くないときに話をしよう」という日常の指針である。
決して、「ナンカしたらソレまでとは手のひらを返したように態度が変わって、『あらん、いいわよん♪』という風に豹変する女」という意味ではないので念のタメ。ココんとこ、注意するように。

漁師のおばあちゃん、サザエ持参。
一袋700円也。
数えたら、小振りのサザエが15個入っていた。
カラをハンマーで砕いて(大きければ口から出すが)サザエの炊き込みご飯と刺身にする。
ボイス、サザエの貝殻を欲しそうにするが、砕いてしまったのであげられない。
「今度、大きいのが手に入ったらあげるから」と言っておく。

今日も雨。
小降りになったところを見計らって、傘を差して早足で散歩。
雨の中、満開の紅梅の香りが立ちこめていた。
なんか、美味しそうな香りである。