山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

目を回しながら本を読む女

あぁ?月曜日は忙しい!くるくる目が回る忙しさ。
でも、週の頭にコレくらい忙しい方が、後々「喝」が入って動きやすい。
なのに、ワシ明らかに「家事能力が低下」チュウ。
原因は判っているのだ。年末に痛めた右肘。
デカイ薪(25cm×13cm×20cm)を「右手の握力だけで持ち上げようとして痛めちゃった」バカか。ワシ。

なのに、明日は図書館に本を返す日なので本も読まねばならない。あ?忙しい忙しい。パラパラパラ(←本をめくっている)
・・・・あぁ??ん、面白いよお!!
「説教師カニバットと百人の危ない美女」滅茶苦茶面白いで!!
もう、買う。コレ買う。「てんたま親しらズどっぺるげんげる」も買う。決めた。
今日読んでいてひっくり返りそうになった。
@田「タミコー!!」次郎の事が書いてあったのだ。
笙野頼子にも「からかいの対象」にされとったわ。(確かに、彼女の感覚からはかけ離れている)
「感情失禁文学」(?)と揶揄されていた。
やはり、「ロマンチックおぢ」は単純に「気味が悪い」な。

あぁ、しかし笙野頼子のこの感覚。もう、「鉈で世界を叩き割りまくり文学」と言ってもヨロシくってよ。
全てのうすら汚いモノと全てのウソと全てのオタメゴカシと全ての偽善と全ての窮屈さに挑戦状をたたきつけて、喧嘩売りまくり。
しかも、売られた喧嘩も買う覚悟は出来ている。潔いなあ。男らしいなあ。惚れるぜ(バカ)
自分では「カルト作家」と自称しているが、いや、コレが本来の文学の王道でしょう。
このリアルさ。この確固たる決意ぶり。もう、「文学の戦場」は女に任せて、男の方々は「ソコをおどきなさい」である。
「女流作家」なんて枠から大いにハミダシ中。
凄すぎる?こんなヒトがいてくれるから、ワシは勇気を持って生きてイケルのだあ!!

子鬼、明日図書館に返さなきゃいけない絵本の「タンゲくん」が大いに気に入って手離してくれない。
せちたろーが「どんな話?」と聞くので「片目の猫の話」と言うと、「カチンカチン?」と聞いてきた。
「固め」だと思ったらしい(爆)

子鬼はタンゲ君の家族の挿し絵を見ては「コレはにゃーにゃん(お姉ちゃん)、コレはパパ、コレはママ、コレがにゃっちゃん(自分)よ」と指さす。
見るとホントに、タンゲ君ちの四人家族の下の娘は子鬼に似ていた(丸顔+おかっぱ)
子鬼、タンゲ君の肛門とチンタマの絵が大いに気に入ったらしく、指で撫でさすって笑っている。