山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

生意気な発言

ボイスの散歩チュウに猟犬5匹(MIX犬無線機付き)に取り囲まれて吠えられる。
猟銃を持った飼い主(中年男性二人組)が藪の中から現れて、「スイマセン」と言いつつ犬を止めようとするが、誰も「言うことをキカナイ」
ボイスに向かって牙をむき出しにして唸ったり吠えたり、果ては噛みついてくる。
飼い主が「コイ!」「ヤメロ!!」と命令するが「誰も聞いてない」(--;
飼い主二人、それぞれの両手に二匹づつ猟犬の首輪を掴んでボイスから引き離す(しかも、「噛まれやしないか」とビクビクしながら)←腰抜け!そんなヤツァ猟なんかスルナ!!
「こんなに言うことキカナイ犬が一体、ナニを狩るの?」と呆れながら見る。
ボイスはワシの教育方針で「喧嘩をしたことがナイ犬」(「自分がホントは強い」コトを自覚させないための「権勢予防」)なので、こんな騒ぎの間中も泰然としている。
「え、ナニ?」くらいにしか思っていない(←バカかも)
黙って見つめているのみ。

ダンナが「プレゼントを買う」と言ってキカナイので「ジョージ・ジャンセン」の店へ。
北欧モダンデザインの雄。銀製のジュエリーで有名。
この店では、今世紀初頭から現在までのジュエリーデザインの変遷を見ることが出来る。
しかも、今もそのデザインのモノを作っているので、買うことも出来る。
ワシはチョット1960?70年の頃の「サイケなデザイン」のモノに惹かれるが、モンダイは「ジュエリー着けるような生活ではナイ」トコロ。

最新作の指輪が美しくてウットリとショーケースを眺める。
太い銀の指輪の縁に金が細く巻かれ、アクアマリンを嵌め込んである大振りの指輪。
石の裏側(台座に接着している部分)に独特の溝状のカットが施されているので「不思議な透明感と輝き」が同居するデザイン(表面は平らでナニもカットされてナイ)
「じっと見ていると、石の表面が湖に見えてきて、その水の中に引き込まれそうな気がする」カット技術。素晴らしい。初めて見た。
お値段は25万円ナリ。見学だけで満足。

ILLUMS(ロイヤルコペンハーゲン)で、N氏発見。
奥のカフェーで数人と談笑中。「誰と?」と覗いたらお相手は「某陶芸大作家先生」
その大作家先生がロイヤルコペンの窯元で新作を焼いて、その展示会も同時に開催中。
その新作はドーだったかって?
多くは語れない(^^;
イヤ。単純に自分が欲しいモノがナカッタし。ワシは「自分の目しか信じない」から。